五線譜のラブレター DE-LOVELY

劇場公開日

五線譜のラブレター DE-LOVELY
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解説

「キス・ミー,ケイト」「エニシング・ゴーズ」などのミュージカル、グレース・ケリー主演の「上流社会」の映画音楽など、約870曲にのぼる曲を作ったコール・ポーター。1920年代のパリ社交界の名士として鳴らした彼の人生と、妻リンダとの愛情関係を描いたラブストーリー。ポーターを演じるのは、アカデミー賞受賞の名優でブロードウェイでも活躍するケビン・クライン。その妻リンダにはアシュレイ・ジャッド。

2004年製作/126分/アメリカ・イギリス合作
原題:De-Lovely
配給:フォックス

ストーリー

1964年、アメリカの偉大な作詞・作曲家として知られたコール・ポーター(ケビン・クライン)は、ニューヨークの広大なアパートで、孤独のうちに人生の幕切れを迎えようとしていた。そこへ、ゲイブ(ジョナサン・プライス)と名乗る謎めいた演出家が出現。ポーターを古びた劇場の観客席へと導き、ポーターの人生の軌跡をたどるショウの幕が上がる…。1920年代のパリ。この地で遊学の日々を送っていたコール・ポーターは、社交界の集まりで、<パリで最も美しい離婚女性>と謳われたリンダ・リー(アシュレイ・ジャッド)と運命の出会いを果たす。デートを重ね、ウィットに富む会話を楽しむふたり。交際を始めてまもなく、ポーターは、自分の同性愛をリンダに告白するが、彼の音楽の才能と優しさに惹かれていたリンダは、そのことを少しも気にとめなかった。「独立したカップルとして、ふたりで夢をかなえましょう」。リンダの言葉に心を動かされたポーターは、彼女との結婚を決意する。ホテル・リッツで豪華な結婚式をあげたあと、ポーターとリンダはヴェネチアに移り、新婚生活をスタートさせる。しかし、作曲活動のスランプをバレエ・ダンサーとの情事で埋め合わせるポーター。そんなとき、リンダは人気作曲家のアーヴィング・バーリン(キース・アレン)をアメリカから招く。ポーターの曲を聴き、その天才ぶりに驚いたバーリンは、早速ブロードウェイ・ミュージカルの仕事をポーターに紹介する。「自信がない」とためらうポーターを、「絶好のチャンスよ。人生が変わるわ」と励ますリンダ。その予言どおり、ニューヨークに移ってミュージカル『パリ』を大成功させたポーターは、一躍売れっ子音楽家の仲間入りを果たした。同時に、私生活にも変化が訪れた。演出家のモンティ・ウーリー(アラン・コーデュナー)とコンビを組み、『5千万人のフランス人』や『陽気な離婚』といったヒット作を連発させたポーターは、享楽的な生活にのめり込み、次第にリンダのことを顧みないようなっていった。そして7年後、『ジュビリー』の初日に、リンダの流産が発覚。これをきっかけに彼女への愛を再確認したポーターは、心機一転をはかろうとハリウッドへ移住する。そこでMGMミュージカル映画に多くの曲を提供するが、ただ甘いだけのラヴ・ソングを書き連ねる仕事は、ポーターにとって不満でしかない。再び享楽の世界に堕ちてゆくポーター。彼の乱交ぶりが恐喝騒ぎにまで発展するに及び、リンダはポーターの元を去り、パリに戻ってしまう。それから後、ポーターに人生最大の危機が訪れる。落馬事故に遭い、両足の自由を奪われてしまう……。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第62回 ゴールデングローブ賞(2005年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ケビン・クライン
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) アシュレイ・ジャッド
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映画レビュー

3.5そういう愛もありか

モビさん
2020年5月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

 コール・ポータ-の音楽に馴染みがあり、観てみました。彼の奥さんは彼の才能に惚れ込んだのでしょうね。それゆえに彼の才能を伸ばしたい、
サポートしたいと思ったんでしょう。
 そういう愛の形もありかな。奥さん役のアシュレイ・ジャッド綺麗で素敵でした。
 映画の終わり方もいい感じでした。

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モビ

4.0ナタリー・コール、エルヴィス・コステロ、シェリル・クロウ、ダイアナ・クラール、アラニス・モリセット、ロビー・ウィリアムズと豪華なゲスト陣。

kossyさん
2020年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 男へと女への愛情は別のもの。ベネチアへと新婚生活の拠点を移し、スランプもあるが夫婦二人三脚で乗り切り、夫のゲイ癖も許容して彼の成功だけを願うリンダ。なかなか勝気で、誇りが高い。関係が崩れそうになったときには「ナイト・アンド・デイ」。オープニングから始まった「エニシング・ゴーズ」ですでにハートを掴まれていたので、音楽にはのめり込めました。

 元々は裕福な家庭に育ったコール・ポーター。夫婦仲も純粋であるように見えて、金で割り切れることができるようになったのかもしれない。裕福すぎて見えなくなった愛。夫婦の葛藤の最中にコールが落馬して足が不自由になる・・・ピアノのペダルが踏めない!

 20回以上手術をして、ペダルを踏めるようになったのは数年後。その間の作品は酷評されるもののハリウッドに呼ばれたコール。夜も昼もが大ヒット。

 リンダが病死したことを契機に、コールは右足を切断する。これもリンダへの思いやり。かなり痛い話だけど、その後のピアノの弾き語りによって、愛の深さが伝わってくる。

 音楽が好きなので満点評価になるかと思ったけど、作り方がそれほどでもなかったような気がした。舞台を指導して回想を繋げる手法はそれほど珍しくないけど、もっと順撮りのほうが感情移入できそうな・・・

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kossy
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