石田ゆり子
1988年、TVドラマ「海の群星」で女優デビューし、「101回目のプロポーズ」(91)などに出演。「不機嫌な果実」(97)で不倫に溺れる妻を演じて清純派のイメージを打ち破り、その後も「九龍で会いましょう」(02)、「Dr.コトー診療所」(03)などに出演する。デビューした88年に、森田芳光監督の「悲しい色やねん」で映画にも初出演。「北の零年」(04)で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した。近年は「誰も守ってくれない」(09)、「サヨナライツカ」(10)、「死にゆく妻との旅路」(11)、「記憶にございません!」「マチネの終わりに」(ともに19)などに出演している。声優として、ジブリ作品「平成狸合戦ぽんぽこ」(94)に参加、「もののけ姫」(97)ではサンの声を担当し、「コクリコ坂から」(11)にも出演した。女優の石田ひかりは妹。