死にゆく妻との旅路
劇場公開日:2011年2月26日
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劇場公開日:2011年2月26日
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本年度の新藤兼人賞、「死にゆく妻との旅路」の塙幸成監督が金賞受賞
2011年12月2日【速報】「わが母の記」「アントキノイノチ」モントリオール映画祭でW受賞
2011年8月29日板尾創路“日の丸”衣装でモントリオール見参!
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2011年2月26日三浦友和&塙監督、ある夫婦の愛のあり方を全身全霊で体現
2011年2月25日三浦友和、最愛の妻を「もっと大切にしなきゃ」
2011年2月22日以前から気になっていた映画。
実話にもとづく映画、しかもタイトルから結末はわかっているのでなかなか勇気が出ませんでした。
前半は、20数年連れ添った夫婦という設定のわりに、三浦友和さんと石田ゆり子さんに遠慮や距離が見られたり、ロードムービーとして間延びした感じがしましたが、後半はぐっと引き込まれました。
石田さんは減量して臨んだのでしょう、がんに侵されて衰弱していく姿は真に迫っていました。
どうしてあの方法しかとれなかったのだろうと他人からは理解できない夫婦の行動ですが、このご夫婦にはご夫婦の、思うところがあったのでしょう。
病院を抜け出すシーン、ひとみが亡くなるシーン、残された夫が号泣するシーンなど印象的な場面がたくさんありました。
説明的な演出やセリフをさらに思い切ってそぎ落としたら、もっともっとよかったのになぁと思います。いつも邦画を観て残念に思うところです。海外でリメイクされたらどんなふうになるだろう、見てみたいと思います。
映画のキャッチコピーが「二人でいることが、なぜ、罪になるのですか?」
確かにどこが悪いの?と思える・・・
妻のひとみは、夫の事を「おっさん」と呼ぶんだね。あなたと言うと生々しいかな。
三浦友和さん良かった!
1999年、保護責任者遺棄致死の罪で逮捕された清水久典の手記を元に描かれたヒューマン・ドラマ。
借金取りから逃れるため、ワゴン車に乗り妻と2人で逃避行を続けながら職探しをしていた久典だが、やがて妻の癌が再発してしまう…
死を覚悟し、最期まで夫と旅を続けたいと願う妻と、彼女の我儘を受け入れる久典の姿を描く。
久典の妻、ひとみを演じるのは『黄泉がえり』『サヨナライツカ』の石田ゆり子。
目を逸らしたくなるような生々しい現実を突きつけてくる、鑑賞による爽快感ゼロの苦しい映画。
最悪のクライマックスが待っていることを知りながら、そこに突き進んでいくストーリーを見届けなくてはいけないツラさ…
どんどん追い詰められていく夫、久典を演じる三浦友和の演技は流石。
自分の置かれた現実から逃げ出してしまうダメ男を完璧に演じていたし、だんだんとお金が無くなり、薄汚れていく感じをよく表現していた。
妻、ひとみを演じる石田ゆり子はとにかく美しい。
薄幸の妻という感じは伝わってきた。
観る者の心にドスンと響く、パワーを持った映画であることは間違いないのだが、今一つ惜しいという感じもする。
現実に起こった出来事を描いているのに、何処かリアリティに欠けているような気がする。
というのも、石田ゆり子が美しすぎるんじゃーーー!
あんな美人なカミさんが、あんなダメオヤジにベタ惚れって…あり得るのか!
石田ゆり子は、既に結婚している娘を持つ母親を演じている。娘には子供がいるので、つまり石田ゆり子はおばあちゃんなわけだが、あんなおばあちゃんがいるか!?
娘と並んでも姉妹にしか見えなかったんだけど。むしろ娘より若く見えたんだけど。
とまぁ、ほとんどイチャモンなんだけど、やっぱり石田ゆり子だとこの役にはミスキャストじゃないかなぁ。
ホームレス生活していれば、当然ボロボロになっていくと思うんだけど、石田ゆり子じゃ全然そう見えない。いつまでも綺麗なまま。
危篤状態なのに、もうダメ死にそう…っていう感じが伝わってこない…。まぁこれは石田ゆり子のせいというよりは演出やメイクの問題かもしれないけど。
シナリオもどうだろう…
久典の行動も、ひとみの行動もやはり常軌を逸しており、とても共感できそうにない。
映画は終始、久典とひとみに焦点を当てて描かれていたが、例えば両親を探す娘の視点や、この事件を捜査する刑事の視点を交えつつ、久典とひとみの考えや行動を探っていくという構造だったのであれば、彼らに感情移入出来たのかもしれないとも思った。
初めて観たはずなのに、どこか既視感がある…
ダメな男と、それにどこまでも付き従う女…
あ、『火垂るの墓』だ。作物盗んだりするし…
実写版『火垂るの墓』だと思って観ると良いかもしれません。
若しくは、石田ゆり子のアイドル映画だと思って鑑賞すると、とても良い映画。
彼女がとても魅力的。とても40を超えた実在の人間だとは思えない。
実はひとみは久典の想像上の人物だった…
という展開だったら極上のサスペンス映画になったかも、とか要らんことを考えながら鑑賞してしまった。
やっぱりこういう暗い映画は好みじゃないな〜(>_<)
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