アンジェリーナ・ジョリー

ロサンゼルス出身で、父親はオスカー俳優のジョン・ボイト。父の仕事の関係で幼い頃からショービジネス界に足を踏み入れ、モデル業の傍らレニー・クラビッツなどのMVに出演する。「サイボーグ2」（93）で映画デビュー。「サイバーネット」（95）などを経て「17歳のカルテ」（99）でアカデミー助演女優賞を受賞し、一躍スター女優となる。「トゥーム・レイダー」シリーズ（01、03）、「すべては愛のために」（03）、「アレキサンダー」（04）など多彩な作品に出演。クリント・イーストウッド監督の「チェンジリング」（09）でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。初監督作「最愛の大地」（11）で脚本と製作も手がけ、ディズニーの実写映画「マレフィセント」（14）では製作総指揮と主演を兼ねた。マーベル・スタジオの「エターナルズ」（21）にも出演する。私生活では「Mr.＆Mrs.スミス」（05）で共演したブラッド・ピットと長年にわたるパートナー関係の末、14年に正式に結婚。養子も含め6人の子供をもうけたが、16年に離婚となった。慈善活動家としても広く知られ、ユニセフの親善大使や特使を務めている。