ブレッドウィナー

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解説

タリバン政権下のアフガニスタンを舞台に、過酷な日常を生き抜こうとする少女とその家族の姿を描き、第90回アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた社会派アニメ映画。原作はカナダの児童文学作家デボラ・エリスの小説「生きのびるために」。監督は「ブレンダンとケルズの秘密」のノラ・トゥーミー。両親や姉、幼い弟と暮らす少女パヴァーナへは、戦争で片脚を失った父と一緒に露店を出して日銭を稼いでいた。そんなある日、父親が突然タリバンに連行されてしまう。女性だけでの外出は禁じられており、一家は食料も買うことができず窮地に立たされる。そこでパヴァーナへは髪の毛を切って男装し、街へ働きに出るが……。2018年「26th キネコ国際映画祭」で上映され、長編グランプリを受賞。Netflixでは「生きのびるために」のタイトルで配信。

2017年製作/94分/G/アイルランド・カナダ・ルクセンブルク合作
原題:The Breadwinner
配給:チャイルド・フィルム、ミラクルヴォイス

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第90回 アカデミー賞(2018年)

ノミネート

長編アニメーション賞  

第75回 ゴールデングローブ賞(2018年)

ノミネート

最優秀長編アニメーション映画賞  
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(C)Cartoon Saloon

映画レビュー

4.5間違いなく、今観るべき一作

yuiさん
2021年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年になって急展開したアフガニスタンの、特に女性たちの状況について描いた作品です。

日本ではすでに2019年に公開されているため、今回は再上映ということになります。再公開のきっかけとなったのは、もちろん今年に入って急展開したアフガニスタン情勢でしょう。
本作の舞台となる2001年、首都カブールはタリバンの支配下に置かれており、作中ではタリバンの、特に女性に対する苛烈な扱いが描かれています。史実ではタリバンはこの後、カブールから駆逐され、アフガニスタンの人々は抑圧から(結果的に一時的とはいえ)解き放たれます。本作の製作自体が、アフガニスタンの人々にもたらされた自由の象徴ともなっています。
しかしその後タリバンは勢力を回復し、ちょうど20年後の今年、再びカブールを含めたアフガニスタンの大部分を支配下に置きました。つまり本作で描かれている人々の生活、女性たちの苦境など、映画製作時には「かつてアフガニスタンであったこと」として描かれていた事態が、再び現実のものとなっているのです。作中で主人公パヴァーナとその友人が交わすある会話が、現在の状況を踏まえると非常に哀しい言葉となっており、一層心が痛みます。

作品は抑圧下を強く生きた少女の勇気の物語として描かれているのに、現在では、そんな彼女がこの後どうなってしまうんだろう…、というどっしりとした不安が鑑賞感として残ります。彼女のような状況に置かれた人々が今現在数多くいるということを認識するためにも、本作はできるだけ多くの人々に観られるべき作品と言えるでしょう。

製作時期としては前後するけど、最近も『ウルフウォーカー』が公開されたカートゥーン・サルーンの作品とあって、過酷な現実を舞台にしつつ、ファンタジー的な要素も忘れていないところはちょっと救いです。そしてやはり高度で美しいアニメーション技術には目を見張るものがあります。

一日も早く、本作のパヴァーナ達の状況が再び過去の物語として語られるようになる日を願っています。

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yui

4.5とりあえず、アフガニスタンについて思う事などを。

2021年9月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

英露の対立から引かれた国境線によりパシュトゥーン族が分断された事が、近代におけるアフガニスタンの不幸と混乱の始まり。その後のゴタゴタや緩衝地帯としての蝙蝠政策の困難に苦しんだ時代のことは、一旦置いとくとして。1979年のソ連の軍事侵攻。米国による反ソ連ゲリラの組織化と強化。の後の放棄と裏切りは、時を経て9・11に繋がり、米国の侵攻の口実となり、今年、是非を顧みない撤退となりました。そして今、中国共産党は、その野望を隠すこともなく、タリバン政権の支持を公言。タリバンはイランに石油の提供を依頼。鹵獲した米軍兵器をイランに陸送したとの事ですから、取引は成立していると思われ。

地政学上の特性。
多民族と宗教・宗派の問題。

問題の本質が、この二つだけであれば、アフガニスタンの不幸はこれほどまでのものじゃ無かったのだろうと。アフガニスタンを舞台にした英露の対立構造は、その後、米ソに変わり、今、中対西側諸国(QUADにより日本も巻き込まれています)となりました。再び平和な時代(と言っても、それはいつの事を指すのか?)が訪れることがあるのだろうかと思ってしまう。

イスラム原理主義。そのローカルな曲解は、タリバン政権下に生活する女性達(無論、男性もじゃあるけれど)を苦しめる。「イスラム教で許されている女性の権利は保証する」とタリバンは西側に向かって発表しましたが、原理主義ですからね。事実上、「こっちのやることに口出しするな」ってことです。

残念ながら、人道的見地で、我々日本人にできることは、ごくごく限られていると思われ。難民キャンプの支援はできるけれど、それ以上の事は危険すぎます。

インドへとインド洋へのアクセスを確保したい誰かさん。戦争ビジネスに利用にしたい誰かさん。

報道によれば、米軍は無血開城どころか、装備を投げ打って撤退したそうじゃないですか。無くなったものは、また買えば良い。って話にとどまらず。おそらく一番高くつくのは、セキュリティに関連するハードとソフトが、破壊されることなく中国やイランに渡ったことです。玄関ドアのカギを失くしたら、家中のカギを取り換える必要があるのと同じ。暗号化技術やセキュリティソフトウエアの大規模なアップデートは不可避。これが一番高くつくし、同盟国も影響を受けるでしょうね。戦争屋バイデン。さすがの商売上手です。呪います。

一本の映画としての感想。

幼くして命を落とした兄を主役とした劇中劇を絡めながら進む、少女の闘いの物語は胸に刺さります。殺爆としたアフガンの風景を適度にリアルに描写する作画の美しさ。タリバン政権下で抑圧される女性達の生活のリアル。ストリーもアニメ作品としてのクオリティも、素晴らしかった。

製作陣の中に、アンジェリーナ・ジョリーの名前発見。こう言う映画への支援は、頑張って下さい。でも、変な人たちに騙されないでね、って事で。

とにかく、全般的な印象として。
良かった。とっても。

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bloodtrail

4.5生きるために勇気ある行動の少女

りやのさん
2021年9月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

萌える

タリバン政権下のアフガニスタンで、両親や姉、幼い弟と暮らす少女パヴァーナは、戦争で片脚を失った父と露店を出して日銭を稼いでいた。そんなある日、父親が突然タリバンに連行されてしまった。タリバンから、女性だけでの外出は禁じられており、一家は食料も買うことができず窮地に立たされてしまった。そこでパヴァーナは髪の毛を切り男子の姿になり、街へ働きに出る、とともに、父に会うため刑務所に行く、という話。
ハヴァーナの勇気ある行動力の素晴らしさと、読み書きする能力が収入に繋がり、やはり教育の大切さを教えてくれる。
ハヴァーナが語る奪われた種を象の王の所に取り返しに行く話と並行して進むが、話の方はハッピーエンドだが、現実は厳しい状況のまま。
再びアフガニスタンはタリバン支配となりつつあるが、20年前のアメリカ侵攻前の状況より良くなることを願う。
自分に何が出来るのか、また考えさせられてしまった。

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りやの

2.0起伏はない

ちかさん
2021年8月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知らない文化を学ぶキッカケという意味では
とてもいい作品だったが、
映画としてみると演出や展開に捻りがなかった。

唯一とも言えるような遊びであり、現実逃避でもある空想話が、わりと作品の中心になっている。
ちょっと尺が長かったかな…。

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ちか
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