アレクサンドラ・マリア・ララ
ルーマニア出身。1983年、4歳のとき両親とともにドイツに移住。90年代中頃から子役として活動し、ドイツのTVドラマで主演を務めるなど若くして才能を開花させる。フランス系の高校を卒業後、3年間ベルリンの演劇学校で演技を学び、サスペンス映画「トンネル」(01)で脚光を浴びる。アカデミー外国語映画賞ノミネート作「ヒトラー 最期の12日間」(04)ではヒトラーの秘書役を演じ、フランシス・フォード・コッポラ監督作「コッポラの胡蝶の夢」(07)では1人3役をこなした。ルーマニア語、ドイツ語、フランス語、英語に堪能で、国際的に活動。英語映画「愛を読むひと」(08)、独映画「バーダー・マインホフ 理想の果てに」(08)、仏映画「フェアウェル さらば、哀しみのスパイ」などに出演。ハリウッド映画「ラッシュ プライドと友情」(13)や「ジオストーム」(17)など幅広いジャンルで活躍する。12年、フランス文化芸術勲章シュバリエを受勲。