壮大なMCUに残された7つの謎 放置された伏線は今後回収されるのか
2025年12月27日 19:00
Photo by Andrea Staccioli/ Insidefoto/Mondadori Portfolio via Getty Images2008年の「アイアンマン」から始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、17年にわたり30本以上の映画を送り出し、複雑に絡み合う壮大な物語を紡いできた。「インフィニティ・ストーン」のように、10年以上かけて回収される伏線もあれば、意外なキャラクターが別作品で再登場することもある。そんな緻密な構成がMCUの魅力だが、その一方で、いまだに宙に浮いたままのストーリーラインも少なくない。米ComicBook.comが「未完結・放棄されたMCUストーリー7選」を特集している。
2021年公開の「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のミッドクレジットシーンでは、ウォン、キャプテン・マーベル、ブルース・バナーが集まり、テン・リングスから発信されている謎の信号について議論を交わしていた。宇宙のどこかに向けて何かを呼び寄せているかのようなこのビーコンは、大きな脅威の到来を予感させたが、公開から4年以上が経過した現在も、その正体は明かされていない。
2016年の「ドクター・ストレンジ」のポストクレジットシーンで、かつてストレンジの味方だったカール・モルドは「魔術師が多すぎる」と告げ、魔術を悪用する者たちを狩ると宣言した。しかしその後、地球616のモルドが再登場することはなく、ストレンジとの再対決も実現していない。
ドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021年)では、キャプテン・アメリカの元恋人シャロン・カーターが、裏社会を牛耳る「パワー・ブローカー」だったという衝撃の事実が明かされた。さらに彼女は政府機関への復職を果たし、機密情報へのアクセスを得るという不穏な結末を迎えている。だが、この危険な伏線がその後の作品で拾われることはなかった。
「アントマン」(2015年)では、ヒドラの工作員ミッチェル・カーソンがピム粒子のサンプルを持ち逃げするシーンが描かれた。物質を縮小・拡大できるこの粒子が悪の手に渡れば大きな脅威となるはずだが、カーソンもピム粒子も、それ以降MCUに登場していない。
コミックに登場するヴィラン組織「サーペント・ソサエティ」は、もともと「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)で登場する予定だったが、ヒドラに差し替えられた経緯がある。その後、2025年公開の「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でも撮影が行われたものの、製作途中の改訂でカットされてしまったという。
キャロル・ダンバース/キャプテン・マーベルは、当初「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)のラストで他のヒーローたちとともに登場する予定だった。しかしマーベル・スタジオはデビューを延期し、最終的には「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)のポストクレジットで初登場となった。これは結果的に「キャプテン・マーベル」(2019年)の単独作品への期待を高める効果を生んだと言えるかもしれない。
「ブラック・ウィドウ」(2021年)に登場したタスクマスターは、「サンダーボルツ*」(2025年)の脚本段階ではチームに同行し、キャラクターとしての成長が描かれる予定だったという。しかし最終版では、この展開は変更され、キャラクターの死という結末が選ばれた。
こうして並べてみると、MCUには意外なほど多くの未回収の伏線が存在することがわかる。もちろん、すべての種が実を結ぶわけではなく、製作上の都合で方向転換を余儀なくされることもあるだろう。それでも、これらの伏線がいつか思わぬ形で拾われる可能性は残されている。「インフィニティ・サーガ」がそうであったように、MCUには長い年月をかけて物語をつなぐ力がある。ファンとしては、これらの謎がいつの日か回収される瞬間を、気長に待ちたいところだ。
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