サム・ライミ監督が放つ復讐エンターテインメント「HELP 復讐島」26年1月30日公開 “逃げ場のない無人島”で狂気と復讐心を炙り出す
2025年10月15日 13:00

「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督による復讐エンターテインメント「HELP 復讐島」が、2026年1月30日より日本公開されることが決定した。特報(https://youtu.be/ENTDCKN2YuQ)では、逃げ場のない無人島で人間の狂気と復讐心が炙り出されていく様が描かれる。
「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」や「スパイダーマン」シリーズなど、ヒーロー映画の名手として名高いライミ監督だが、彼の原点は1981年に公開された「死霊のはらわた」。限られた空間、少人数、そして極限状況というシンプルな構造を革新的な映像演出で昇華させ、ホラーの常識を覆し、映画史に大きな影響を与えた。

今作の舞台は無人島。会社員のリンダ(レイチェル・マクアダムス)は、日々パワハラを繰り返す上司ブラッドリー(ディラン・オブライエン)の下で鬱屈とした日々を送っていた。ある日、出張のために乗り込んだ飛行機が墜落し、目を覚ますと、そこは見渡す限りの孤島。生き残ったのは、よりによって大嫌いな上司と自分の2人だけだった。
怪我で動けないブラッドリー。一方、リンダは持ち前のサバイバルスキルで食料を確保し、火を起こし、状況の立て直しを図り、次第に2人の“力関係”が逆転し始める。「忘れるなボスは私だ、私のために働け」と無人島でもいばり散らすブラッドリーに対して、「もうオフィスはないのよ」とバッサリ切り捨てるリンダ。やがて彼女の中に抑え込まれていた怒りと復讐心が、静かに、しかし確実に膨れ上がっていく。

ライミ監督は本作について、「キャラクターたちが極限状態に追い込まれる物語をいつも愛してきました。そして、この物語では力関係の変化が次々と状況をエスカレートさせ、予想外の展開とスリルに満ちたドラマを生み出しているんだ」とコメント。
先日、アメリカで行われたテストスクリーニングでは、「サム・ライミにしか許されないラスト」「ジャンルを裏切る快感」と絶賛され、ただのサバイバル・スリラーに留まらない“新感覚の復讐エンターテインメント”として早くも話題を呼んでいる。
会社員のリンダを演じるのは、「アバウト・タイム 愛おしい時間について」と「スポットライト 世紀のスクープ」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレイチェル・マクアダムス。リンダを追い詰めるパワハラ上司ブラッドリー役は、「メイズ・ランナー」シリーズのディラン・オブライエンが務め、これまでにない憎たらしさと滑稽さを体現する。
音楽は、ライミ作品の常連であり、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」や「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」など数々の名作を彩ってきた巨匠ダニー・エルフマンが担当した。
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