名優デンゼル・ワシントン「オスカーにはそれほど興味がない」
2025年8月18日 22:00

アカデミー賞に2度輝いた名優デンゼル・ワシントンが、「オスカーにはそれほど興味がない」と胸の内を明かした。
黒澤明監督の名作「天国と地獄」をスパイク・リー監督がリメイクした「天国と地獄 Highest 2 Lowest」の公開にあたり、インタビュー番組「Jake's Takes」に出演したワシントンは約50年におよぶキャリアを振り返った。「長い間この仕事をやってきて、受賞すべきじゃなかった時に受賞したり、逆に受賞すべき時に取れなかったりしたこともあった。人が与える賞もあれば、神が与える賞もある。オスカーにはそれほど興味がないんだ」と語った。
さらに「オスカーはどこに置いてあるの?と聞かれると、もう一つの隣だよと答えるんだ」とコメント。「自慢しているわけじゃない。ただ自分の気持ちを話しているだけだ。人生の最後の日には、きっと何の役にも立たないと思っている」と述べた。
ワシントンはこれまでに、1990年の「グローリー」でアカデミー賞助演男優賞、2002年の「トレーニング デイ」で同主演男優賞を受賞。その他にも、「遠い夜明け」(1987)、「マルコムX」(1992)、「ザ・ハリケーン」(1999)、「フライト」(2012)、「フェンス」(2016)、「ローマンという名の男 信念の行方」(2017)、「マクベス」(2021)でノミネートされている。
新作「天国と地獄 Highest 2 Lowest」では、業界一の耳を持つと言われる大物音楽プロデューサーが、息子の誘拐事件をきっかけに究極の選択を迫られる様を演じた。共演はエイサップ・ロッキー、ジェフリー・ライト、アイス・スパイス、ウェンデル・ピアースら。9月5日Apple TV+で配信開始。
関連ニュース



【第78回カンヌ国際映画祭】ウェス・アンダーソン、リンクレイターらベテラン陣ずらり スパイク・リーは黒澤明「天国と地獄」をリメイク、デンゼル・ワシントンに名誉賞
2025年5月24日 12:00



映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

大量殺戮の容疑者は妻と4人の部下
【ネタバレ厳禁】全感覚を研ぎ澄ませろ――あなたの考察力が試される超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”が観られる
【驚がくの実話】とんでもないスリルの映像世界…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これめちゃくちゃ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…
「ターミネーター2」「ジュラシック・パーク」「アバター」等は、このシリーズがなければ生まれなかった?
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント