マーゴット・ロビー、ティム・バートン監督「妖怪巨大女」リメイク企画に主演候補として浮上
2025年8月5日 13:00
Photo by Taylor Hill/Getty Images 写真:REX/アフロ「バービー」で世界的成功を収めたマーゴット・ロビーが、ティム・バートン監督による「妖怪巨大女」リメイクプロジェクトに主演・プロデュースで参加する可能性が明らかになった。ワーナー・ブラザースが手がける本企画で、ロビーの製作会社ラッキーチャップも製作参加する方向で初期段階の交渉が進んでいると、米バラエティが報じている。
「妖怪巨大女」は1958年公開のSFホラー映画。エイリアンとの遭遇で巨大化した裕福な女性が、浮気夫への復讐を描く異色作として知られている。昨年2月にリメイクが発表され、「ビートルジュース」「シザーハンズ」「アリス・イン・ワンダーランド」など独創的な映像世界を築いてきたバートンが監督・プロデュースを兼任する。
当初は「ゴーン・ガール」で鋭利な心理描写を見せたギリアン・フリンが脚本を担当予定だったが、スケジュールの都合で離脱。製作陣は現在新たな脚本家を模索中で、ロビーの正式参加は完成脚本の内容に左右される見込みだ。
3度のアカデミー賞ノミネートを誇るロビーは、「バービー」で製作・主演を務め、世界興収14億ドルを超える記録的ヒットを達成。現在はエメラルド・フェネル監督による「嵐が丘」の来年2月の全米公開を控えるほか、ラッキーチャップを通じて「オーシャンズ11」新作の開発も進行中だ。同作品には「ツイスターズ」を手がけたリー・アイザック・チョンが監督候補として挙がっている。
一方のバートンも、24年に「ビートルジュース ビートルジュース」で36年ぶりの続編を成功させ、ワーナーとの良好な関係を築いている。今回の企画は、同スタジオが「バービー」の成功を受けてラッキーチャップと締結した複数年のファーストルック契約における重要なプロジェクトとなる可能性が高い。
バートン監督の独創的な世界観と、ロビーの魅力が融合した、現代版「妖怪巨大女」が期待できそうだ。
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