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タランティーノ作品常連のマイケル・マドセンさん死去 67歳、心停止で

2025年7月5日 15:00

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画像1Photo by Daniele Venturelli/Daniele Venturelli / Getty Images

クエンティン・タランティーノ監督作品の常連俳優として知られるマイケル・マドセンさんが7月3日朝、カリフォルニア州マリブの自宅で死去した。67歳だった。関係者によると、心停止が死因とみられ、事件性はないという。

マドセンさんは同日朝、自宅で意識不明の状態で発見され、駆けつけた救急隊員によって死亡が確認された。

マドセンさんの名を映画史に刻んだのは、1992年のタランティーノ監督デビュー作「レザボア・ドッグス」での冷酷な強盗犯ミスター・ブロンド役だった。ステラーズ・ホイールの楽曲「スタック・イン・ザ・ミドル・ウィズ・ユー」に合わせて踊りながら人質の警官の耳を切り落とすシーンは、映画史に残る衝撃的なシーンとして語り継がれている。

その後も「キル・ビル」2部作でバド役、「ヘイトフル・エイト」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」にも出演し、タランティーノ作品には欠かせない存在となっていた。

興味深いエピソードとして、タランティーノ監督は当初、1994年の「パルプ・フィクション」でジョン・トラボルタが演じたヴィンセント・ベガ役にマドセンさんを起用する予定だった。しかし、マドセンさんがケビン・コスナー監督の「ワイアット・アープ」への出演を選んだため実現しなかった。後にマドセンさんは「あの選択を後悔している」と語っている。なお、タランティーノの映画世界設定では「パルプ・フィクション」のヴィンセント・ベガは「レザボア・ドッグス」のミスター・ブロンドことヴィック・ベガの兄弟という設定になっている。

1957年9月25日、イリノイ州シカゴ生まれのマドセンさんは、消防士の父親とエミー賞受賞歴のある脚本家・プロデューサーの母親の間に生まれた。妹はオスカーノミネート女優のバージニア・マドセンさん。高校時代から演劇に興味を持ち、ジョン・マルコビッチの勧めでゲイリー・シニーズ主宰のステッペン・ウルフ劇団で研鑽を積んだ。

83年の「ウォー・ゲーム」で映画デビューを果たし、40年以上のキャリアで300本以上の作品に出演。タランティーノ作品以外では「テルマ&ルイーズ」「フェイク」「007 ダイ・アナザー・デイ」「シン・シティ」「フリー・ウィリー」などに出演し、タフガイから家族思いの父親役まで幅広い演技を見せた。

近年も精力的に活動を続けており、「リザレクション・ロード」「コンセッションズ」「クックブック・フォー・サザン・ハウスワイブズ」などのインディペンデント映画への出演が控えていた。また、「ティアーズ・フォー・マイ・ファーザー:アウトロー・ソーツ・アンド・ポエムズ」と題した本の出版準備も進めていた。

マドセンさんのマネージャーは、広報と連名で「マイケル・マドセンはハリウッドで最も象徴的な俳優の一人だった。多くの人に惜しまれるだろう」との声明を発表している。

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