007映画の監督にドゥニ・ビルヌーブが決定
2025年6月27日 16:00

「DUNE デューン 砂の惑星」シリーズや「メッセージ」「プリズナーズ」などで知られるカナダ出身のドゥニ・ビルヌーブが、次期ジェームズ・ボンド映画の監督に決定した。米アマゾンMGMスタジオが発表した。
「007」シリーズの新章はエイミー・パスカルとデビッド・ヘイマンという、「スパイダーマン」シリーズと「ハリー・ポッター」フランチャイズの二大ブロックバスターを成功に導いた敏腕プロデューサーコンビが、60年以上にわたりジェームズ・ボンドの世界観を守り育ててきたブロッコリ家に代わり製作を手がける。
ボンド映画の次期監督にはビルヌーブのほかに、エドワード・ベルガー(「教皇選挙」)、エドガー・ライト(「ベイビー・ドライバー」)、ジョナサン・ノーラン(「ウエストワールド」)、ポール・キング(「パディントン」)、アルフォンソ・キュアロン(「ゼロ・グラビティ」)の名が挙がっていた。
監督に就任したビルヌーブは、このほど声明で「ショーン・コネリーの『007 ドクター・ノオ』以来、私は子どもの頃から父と一緒にジェームズ・ボンド映画を見て育ちました。熱狂的なボンドファンであり、私にとってボンドは神聖な存在です。この伝統を尊重しつつ、待ち受ける多くの新たなミッションを乗り越えていくつもりです。これは大きな責任を伴いますが、とてもうれしく名誉なことだと感じています。エイミーもデビッドも私も、ボンドをスクリーンに連れ戻すことに心から興奮しています。アマゾンMGMスタジオの信頼に感謝します」と語っている。
新たなジェームズ・ボンド役の俳優はまだ発表されていないが、米バラエティによれば、キャスティングは最終段階に入っているという。なお、ビルヌーブは「デューン」シリーズの最終章「デューン 砂の惑星PART3」が今夏クランクインし、2026年12月16日全米公開の予定。
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