綾野剛主演「でっちあげ」、アレン様も「なにこのヤベえ教師!」と震撼 窪田正孝、佐藤二朗ら著名人の絶賛コメント公開
2025年6月24日 18:00

綾野剛が主演し、三池崇史監督とタッグを組んだ「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」に、俳優の窪田正孝、佐藤二朗、タレントのアレンらから絶賛コメントが寄せられている。あわせて、新たな場面写真2点が公開された。
原作は、第6回新潮ドキュメント賞を受賞した福田ますみ氏によるルポルタージュ「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」(新潮文庫刊)。日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件をもとに、人間の静かな恐ろしさを描く。主人公の教師を綾野が演じ、「クローズZEROII」(09)以来16年ぶりに三池監督とタッグを組んだ。共演には、柴咲コウ、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫らが勢揃いした。

2003年、小学校教諭・薮下誠一(綾野)は、保護者・氷室律子(柴咲)に児童・氷室拓翔(三浦)への体罰で告発される。体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。報道をきっかけに、担当教輸は「史上最悪の殺人教師」と呼ばれ、停職処分になる。児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、民事裁判へと発展。しかし、法廷は担当教諭の完全否認から幕を開けるのだった。
三池監督が人生初の“ラブストーリー”に挑んだ映画「初恋」(20)で主演を務めた窪田は、「ハラスメントの定義は一体どこにあるのか」と問いを投げかけ、「三池監督の容赦ない描写を、でっちあげだらけのこの時代にこそ、ぜひ見て頂きたい」と語った。
佐藤は、本作に受けた衝撃を「こんなにも容赦なく、直視できないような物語が、実話に基づいていることに震える」と表現。さらに、主演の綾野に対し、「真実の匂いや肌触りを是が非でも取り逃がさんとする、綾野の気概に震える」と賛辞を送った。
映画「ヤクザと家族 The Family」「最後まで行く」やNetflixシリーズ「新聞記者」などで綾野とタッグを組んだ藤井道人監督は、「綾野剛という俳優のすべてが、この映画を形作る」とコメント。
そして、実に10年ぶりに邦画を観たというアレンは、「開始5分からもうゾクゾクするし、引き込まれるの。『なにこのヤベえ教師!』って。あのインパクトは強烈!」と、興奮冷めやらぬ様子。その他、俳優の前田敦子や白石和彌監督、作家の染井為人氏、道尾秀介氏、ライターの高橋ユキ氏や芸人のチャンス大城からコメントが寄せられた。
新たな場面写真に切り取られているのは、薮下(綾野)が法廷で証言を行うシーン。世間に追い詰められ、それでも真実を主張しようとする薮下の表情には、緊張と覚悟がにじむ。もう1枚は、息子・拓翔への体罰を激しく抗議する律子(柴咲)の姿をとらえたもの。我が子を守る母としての覚悟と怒りが真っすぐに見据える瞳に現れ、法廷での薮下とは対照的に力強さを宿している。
「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」は6月27日全国公開。
三池監督の容赦ない描写を、でっちあげだらけのこの時代にこそ、ぜひ見て頂きたい。
綾野さんと柴咲さんの、まさに裏表を演じ切る役者魂に熱い拍手を! 今年を代表する映画、心して見て欲しい
大々的に報じるマスコミ。報道を目にして憤り、非難の声を上げる世間の人々。
その〝殺人教師〟が「事実無根だ」と訴えたとき、あなたは教師と教え子、どちらを信じるだろうか?
悪夢のように不条理なこの事件はかつて実際に起こったものである。
全貌を暴いたのもまた、ひとつのメディアであり、ひとりのジャーナリストだった。
ままならない苦しみを映像で味わい尽くしてほしい。
綾野剛さんと柴咲コウさんの戦いはすごかったです!!
柴咲コウさん演じる氷室さんの氷の世界にいるような目
そして徐々に精神が崩れていく綾野剛さん演じる薮下先生
薮下先生が崩れていく姿
僕は2009年に精神が壊れた時があったのですが
すごくフラッシュバックして薮下先生を後から思いっきり抱きしめたくなりました
学生時代いじめられてた事もすごく思い出した
学生時代すごくいじめられていて、氷のはったプールに落とされたり
怖い人ばかり所属する柔道部の部室の畳を1枚盗んで来いといわれ、盗んでばれてしばかれたり
暴走族の前説やらされたり
図書室の本半分盗んでこい言われ、夜中学校に忍び込み図書室までいって警備員さんに捕まったり
ブルマに上半身裸でやかんもって、女子生徒が着替えてる教室にはいって
「みんな俺とお茶しない」言わされたり
色んな事を思い出しました
とにかくハラハラドキドキ、あつくさせられました
人間って表ばかりみて、裏側の真実を本当にみてくれない生き物
社会は表面しかみてくれない、シビアな世界
大傑作です!
是非観てください
剛さん、すごいよ!三池監督もすごい!!
2025年、絶対に観て欲しい映画に出会えました。
こんなに強く祈りながら観た映画は、もっと久しぶりだった。
観終えたあとは、まるで目玉が新品になったように、自分を取り巻く世界が違って見える。
原作の愛読者であるにもかかわらず、超一流の俳優たちと制作陣がつくり上げたこの映画には、心の違う部分を深く抉られた。抉られすぎて風穴(かざあな)があき、リアルな喪失感のようなものをおぼえるのは、ノンフィクションならではの力だろう。
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