「スター・トレック」「トランスフォーマー」の人気脚本家が死去
2025年2月27日 20:00
Photo by Michael Kovac/Getty Images for NEON「スター・トレック」「トランスフォーマー」「HAWAII FIVE-0」などの人気作品を手掛けたハリウッドの脚本家兼プロデューサー、ロベルト・オーチーさんが2月25日(現地時間)、ロサンゼルスの自宅で腎臓病のため死去したと、米ロサンゼルス・タイムズが報じている。51歳だった。
オーチーさんの弟であるJ・R・オーチーさんは声明で「彼は無限の心と美しい魂を持った先見性のある物語作家だった」と述べ、「しかし創造的な才能を超えて、彼は思いやりのある友人であり、見知らぬ人を助けるために自分の生活を中断し、シェルターで最も見過ごされた子犬のために自宅に居場所を見つけてくれる人物だった」と追悼した。
オーチーさんはメキシコシティで生まれ、9歳の時に家族とともに米国へ移住。サンタモニカ地域のクロスローズ・スクール・フォー・アーツ・アンド・サイエンスに通い、そこで映画研究のクラスで長年のクリエイティブパートナーとなるアレックス・カーツマンと出会った。
オーチーさんは1990年代後半から「HERCULES ハーキュリーズ」「ジーナ ウォリアー・プリンセス」などのドラマでカーツマンと共にプロデューサー兼脚本家としてキャリアをスタートさせた。その後、J・J・エイブラムスが企画・制作総指揮を手がけたテレビシリーズ「エイリアス」に参加。エイブラムスとの縁はその後も続き、多くの共同プロジェクトに発展していった。
2007年には「トランスフォーマー」の脚本を共同執筆し、同作は世界中で7億ドル以上の興行収入を記録。2009年には、「スター・トレック」の制作総指揮および脚本を担当し、キャリアを加速させた。
「スター・トレック」の成功後、オーチーさんとカーツマンは「トランスフォーマー リベンジ」「グランド・イリュージョン」「カウボーイ&エイリアン」「アメイジング・スパイダーマン2」など、多くのヒット作品に携わった。
2人は2014年4月、異なるフランチャイズに集中したいという願望を理由に友好的に別れている。
その後も脚本家・プロデューサーとして多作な活動を続け、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」などの映画や、「リミットレス」などのテレビシリーズに携わった。
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