ダニエル・デイ=ルイスは役者引退を継続 盟友ジム・シェリダン監督が証言
2024年3月6日 10:00

2017年公開の「ファントム・スレッド」(ポール・トーマス・アンダーソン監督)をもって引退したダニエル・デイ=ルイスに、現役復帰の意志はないと、盟友のジム・シェリダン監督がスクリーン・デイリーの取材で明かしている。
ダニエル・デイ=ルイスといえば、「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「リンカーン」で3度アカデミー賞主演男優賞を受賞した稀代の演技派俳優である。だが、「ファントム・スレッド」の公開前に引退宣言を行い、その後、演技活動から遠ざかっている。
先日、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞において「ギャング・オブ・ニューヨーク」でタッグを組んだマーティン・スコセッシ監督と再会。その際、スコセッシ監督は、「もう一度一緒に仕事をする時間があるかもしれない。彼は最高だ」と、デイ=ルイスが引退を撤回する可能性を示唆している。
だが、「マイ・レフトフット」「父の祈りを」「ボクサー(1997)」で3度デイ=ルイスと仕事をしているジム・シェリダン監督は否定的だ。
「彼はもう終わったと言っている。それでも私は説得を続けている」とシェリダン監督。
「ダニエルが復帰した姿をぜひとも見たいと思っている。彼はあまりにもいい役者だからね」
関連ニュース





【第78回カンヌ国際映画祭】オフィシャル・セレクション発表、早川千絵監督作など日本映画3本 応募作は過去最高の2909本、現代社会の暴力、愛、寛容など描く作品目立つ
2025年4月10日 23:00
取材 海外映画祭
