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ビヨンセの音楽映画が首位 「ゴジラ-1.0」が堂々の3位デビュー!【全米映画ランキング】

2023年12月5日 20:30

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「テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR」に続き、音楽映画が大ヒット!
「テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR」に続き、音楽映画が大ヒット!
(C)2023 PARKWOOD ENTERTAINMENT

12月第1週の北米映画市場の興行成績は、サンクスギビング休暇と重なり好調だった前週を経てゆるやかに下降し、ひと段落しました。週末3日間の興行収入ランキングのトップ10の首位は、ビヨンセの2023年の世界ツアー「ルネッサンス」における熱狂のステージと、公演までの軌跡を追いかけた音楽映画「Renaissance: A Film by Beyonce」(Variance Films/※「Beyonce」最後の「e」正式表記は、アキュート・アクセント付したもの)。ビヨンセ自身が共同監督を務めた、この2時間30分を超える長編作品は、大成功をおさめた「テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR」に続く、コンサートフィルムの大ヒットを記録しました。批評家の評価も高く、週末3日間でオープニング興収2100万ドルをあげました。

先週は首位に立っていた、大ヒットシリーズの第5弾「ハンガー・ゲーム0」(ライオンズゲート)は、3週目で2位にダウン。週末3日間で興収1450万ドルを記録しました。シリーズのなかでは最も低い興行推移をたどっていますが、累計興収は製作費に匹敵する1億ドルを突破しました。

3位には、山崎貴監督(「永遠の0」)が手がけ、日本で製作された実写版ゴジラの30作目にあたる「ゴジラ-1.0」(東宝インターナショナル)がランクイン。批評家からも好意的なレビューが寄せられ、製作費1500万ドルに対し、週末3日間でオープニング興収1100万ドルをあげました。「ゴジラ2000 ミレニアム」(1999/1003万ドル)を上回り、日本製作のゴジラシリーズとして歴代最高興収を記録。さらに全米で公開された邦画実写作品として、歴代最高のオープニング興収となりました。

インドのアクションスリラー「Animal(原題)」(シネギャラクシー)は、7位デビュー。ランビール・カプール(「ブラフマーストラ」)が、父(アニル・カプール)を暗殺しようとした人々に復讐しようとする、暗い過去を持つ男ランビジャイを演じました。製作費1200万ドルに対し、週末3日間で興収600万ドルをあげています。

8位は、宗教系の作品を基盤とするエンジェル・スタジオによるSF「The Shift(原題)」。クリストファー・ポラーハ(「ワンダーウーマン 1984」)が、悪魔のような謎めいた男“ベネファクター”(ニール・マクドノー)と出会い、異世界で妻を探す男ケビン役を務めました。ショーン・アスティン(「グーニーズ」)が、天使ガブリエル役で出演。製作費640万ドルに対し、週末3日間で興収400万ドルを突破しました。

ジョン・ウー監督(「M:I-2」)によるアクション「Silent Night(原題)」(ライオンズゲート)は、9位に初登場。ジョエル・キナマン(「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」)が、クリスマスイブにギャングの銃撃戦に巻き込まれて息子を殺され、復讐に燃えるメカニック、ブライアンを演じました。カタリーナ・サンディノ・モレノ(「痛いほどきみが好きなのに」)が、妻サヤ役で共演。週末3日間で興収300万ドルを記録しました。

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