【ここがすごい】ウォンカ役に大抜てき　ハリウッドを牽引する若手トップスター、ティモシー・シャラメの魅力

現在27歳のシャラメは、ニューヨーク・マンハッタン出身のフランス系アメリカ人俳優。「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の他、大ヒット作の続編「デューン 砂の惑星PART2」（2024年3月15日全米公開予定）でも引き続き主演を務めるなど、続々と大作への出演。プリンスから人喰いまでどんな役でもこなす確かな演技力、独自のファッションスタイルと飾らない性格、唯一無二の圧倒的存在感で世界中を熱狂させている。

シャラメはジェイソン・ライトマン監督作の「ステイ・コネクテッド　つながりたい僕らの世界」（14）で映画デビュー。クリストファー・ノーラン監督作「インターステラー」などに出演したのち、「君の名前で僕を呼んで」（17）で初主演を飾り、青年の生涯忘れられない恋の痛みと喜びを繊細に演じ、弱冠22歳にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

アカデミー賞以外にも数々の賞に輝き、レオナルド・ディカプリオ以来の実力と人気を兼ね備えた才能と世界中に称賛され、若くしてスターの階段を一気に昇りつめる。さらに、同年のアカデミー賞をにぎわせたグレタ・ガーウィグ監督作「レディ・バード」にも主人公の恋人役で出演し、一躍注目を集める存在に。

その後も勢い留まることなく、家族の愛と再生を描いた実話「ビューティフル・ボーイ」（18）では、ドラッグ依存症のニックを演じハリウッド映画賞で助演男優賞を受賞、ゴールデン・グローブ賞でも助演男優賞にノミネート。ハリウッドも唸る演技力を発揮し、米アカデミー賞6部門にノミネートされた「ストーリー・オブ・マイライフ　わたしの若草物語」（19）、「DUNE デューン　砂の惑星」（21）、「ボーンズ アンド オール」（23）と次々と大作に出演。それぞれの作品で一度見ると忘れられない強烈な印象を残し、あのアル・パチーノも「彼は素晴らしい俳優で、ルックスも最高」と絶賛し、自身の大ヒット作「ヒート」（95）の続編で主人公ヴィンセントの若い頃を演じるのはシャラメがいいと公の場で指名までしている。

輝かしい俳優活動だけではなく、美しいルックスと高身長でスタイリッシュなシャラメは、ファッションアイコンとしても愛されている。映画祭やレッドカーペットでは、持ち前のファッションセンスを生かし、自身にしかできない個性的なファッションをも完璧に着こなし会場を魅了。スタイリストをつけず自分でルックを決めていることでも有名で、私服もセンス抜群。今年はシャネルのフレグランス「ブルー ドゥ シャネル」の公式アンバサダーに就任し、時代を象徴するファッションアイコンとしても人気を集めている。

注目度の高さと実績から、2021年アメリカで最も権威ある雑誌「タイム」の表紙を25歳で飾り、2022年には英「VOGUE」誌106年の歴史で初の男性ソロ表紙に抜てきされた。ファンへの神対応もよく知られ、飛行機のエコノミークラスで、シャラメのファンだった女性に彼が偶然隣り合わせ、友達のようにいろいろな会話をして気さくに振る舞ったり、ホストに抜てきされたファッション界最大の祭典メットガラでは、会場外にいるファンのもとへ自ら道路を渡って駆け寄りセルフィーに応える姿も。各映画のワールドプレミアでもファンとの交流を楽しんできた。SNSでの人気も凄まじく、公式X（旧Twitter）、Instagramの総フォロワー数は2000万人を超え、TikTok上ではシャラメ関連ハッシュタグでの総再生数が185億回を超えている。

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そんなシャラメの主演最新作は、日本でも人気が高い「チャーリーとチョコレート工場」で有名な、若きウィリー・ウォンカを演じた「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」。幼い頃から、いつか母と一緒に美味しいチョコレートの店をつくろうと夢見ていたウォンカが夢を叶えるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かうことに。しかし、そこは夢見ることを禁じられた町。人々をあっと驚かせる魔法のチョコレートを生み出すウォンカの才能を妬んだ“チョコレートカルテル3人組”に邪魔されながらも、大切な仲間と共に、あの“チョコレート工場”を作るまでの軌跡が明かされる。

シャラメは、本作で美しい歌声とダンスも披露している。「ハリー・ポッター」シリーズ（01～11）のデビッド・ハイマン（プロデューサー）、監督・脚本に「パディントン」シリーズ（16、18）のポール・キングを迎え、夢と感動が詰まった本作でのシャラメの魅力に期待が高まる。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は12月15日に日米同時公開。