「君たちはどう生きるか」海外メディアの評価まとめ トロント国際映画祭でお披露目
2023年9月12日 13:00

トロント国際映画祭のオープニング作品として9月7日(現地時間)、宮崎駿監督の話題作「君たちはどう生きるか」が上映された。48回目を迎える同映画祭で、日本映画および、アニメーション映画がオープニング作品に選出されたのは初めてだ。
また、「君たちはどう生きるか」が日本国外で上映されるのも初となるため、同作を鑑賞した欧米の映画評論家たちがさっそく批評を発表している。
以下は、主要メディアの評価の一部である。
「宮崎駿監督がこれまでに製作した最高の作品のひとつとして『君たちはどう生きるか』を生み出した」(The Verge)
「『君たちはどう生きるか』が宮崎駿監督の最後の作品になるなら、アニメーションの巨匠は最高の状態で引退することになるだろう」(The The Daily Beast)
「『君たちはどう生きるか』は宮崎駿監督の最高の作品ではない。『カリオストロの城』のダイナミズム、『風の谷のナウシカ』の怒り、『天空の城ラピュタ』の冒険、『となりのトトロ』のトトロ、『魔女の宅急便』の軽やかさ、『紅の豚』のロマンス、『もののけ姫』の壮大さ、『千と千尋の神隠し』の魅惑、『ハウルの動く城』の華やかさ、『崖の上のポニョ』の大げささ、または『風立ちぬ』のエモーショナルさなど、いずれも欠けている」(IndieWire)
「『君たちはどう生きるか』は予測不可能な展開をみせるが、それは宮崎駿監督の過去の作品の範疇内にあり、そのことは心地よく、同時に少しだけ失望を与えた」(Variety)
ちなみに、米批評サイトRotten Tomatoesでは100%の評価を獲得している。「君たちはどう生きるか」は、GKIDSが「The Boy and the Heron」というタイトルで北米配給を行う。
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