【祝】ジェイソン・ステイサム、56歳の誕生日　「ワイスピ」や新作「MEG2」など、“最強の男”を振り返り

2023年7月26日 10:00

俳優のジェイソン・ステイサムが、本日7月26日に56歳の誕生日を迎えた。時に何でも運ぶプロの運び屋、時にエリート傭兵集団のメンバー、さらにはワイルドに車を駆るファミリーのメンバーと、数多くの大作で存在感を発揮してきた“最強の男”の誕生日を記念して、主演を務めてきた大作を振り返る。

ステイサムは英・ロンドン出身。俳優になる前は水泳飛び込みのイギリス代表選手として活躍、1992年の世界大会で12位となる。その後、モデルとしてリーバイスなどの広告に登場。ガイ・リッチー初監督作「ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ」（98）で映画デビューした。

■「MEG ザ・モンスターズ2」（8月25日公開）

200万年前に絶滅したはずの巨大ザメ“MEG”（メガロドン）と、潜水レスキューのプロ：ジョナス・テイラー（ステイサム）率いる人類の死闘を描いた海洋パニック映画の最新作。第１作目「MEG ザ・モンスター」（18）は「ジョーズ」（75）を超える史上最高の興行収入を記録し、ステイサム主演作品としても最高の興行収入を記録した。

本作でステイサムの前に立ちはだかるのは、複数のMEGとさらなる巨大生物たち。ついに人類最強の男にも死亡フラグ（!?）を感じさせる強敵だらけで、深海・海上・陸上で3度楽しめるアクションが繰り広げられる。

■「トランスポーター」シリーズ（2002年～）

フランス・アメリカで第1作目が製作されたカーアクション映画。監督を「インクレディブル・ハルク」（08）や「グランド・イリュージョン」シリーズを手掛けたルイ・ルテリエ、脚本・製作を巨匠リュック・ベッソンが務めた。

高額な報酬と引き換えに、どんなに危険な運びの依頼も成し遂げるプロの運び屋フランク・マーティン（ステイサム）の活躍を描く、ド派手に展開される迫力のカーアクションが大きな魅力。シリーズ3作目「トランスポーター3 アンリミテッド」（08）までステイサムが主演を務めた。

■「エクスペンダブルズ」シリーズ（2010年～）

シルベスター・スタローンを筆頭に、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、ジェット・リーなど伝説級のアクションスターが一堂に会し、“消耗品”のエリート傭兵集団「エクスペンダブルズ」として壮絶なアクションを繰り広げる人気シリーズ。

ステイサムは初期メンバーとして、ナイフの名手のリー・クリスマスを演じ、スタローン演じるチームのリーダー・バーニーと息の合ったコンビをみせている。10年ぶりにスクリーンに帰ってくるシリーズ第4作目、「エクスペンダブルズ　ニューブラッド」の日本公開が2024年1月12日に控えており、本作でステイサムはスタローンの意志を継いで主演の座についている。

■「ワイルド・スピード」シリーズ（2001年～）

カーアクション映画として、第1作目が公開されて大ヒットして以降、今なお、シリーズが続く人気アクション大作。ビン・ディーゼル演じるドミニク・トレットを主人公にその仲間たち（ファミリー）と、毎シリーズ豪華な敵役たちが激闘を繰り広げる。

ステイサムは、シリーズ7作目「ワイルド・スピード SKY MISSION」から本格参戦し、ドミニクたちの前に立ちはだかる新たな強敵デッカード・ショウを演じている。当初は悪役としての参加であったが、シリーズを重ねるごとに、時にドミニクたちとお互いの利害一致の際のみ仲間にもなるキャラクターとして人気を集めている。

誕生日に最も近い公開となる「MEG ザ・モンスターズ2」は、通常の2D上映のほか、3D、4D、IMAX、Dolby Cinema、ScreenXとさまざまなラージフォーマットで上映される。ガイ・リッチー監督と5度目のタッグを組む「オペレーション・フォーチュン」も10月13日に公開を控えており、ステイサム旋風が続きそうだ。