MEG ザ・モンスター

劇場公開日:

MEG ザ・モンスター

解説

未知の深海で生き延びていた太古の巨大ザメ「メガロドン」に襲われる人々のサバイバルを描いた海洋パニックアクション。「エクスペンダブルズ」「ワイルド・スピード」シリーズなどでおなじみの人気アクション俳優ジェイソン・ステイサムが主演し、「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・タートルトーブ監督がメガホンをとった。人類未踏とされるマリアナ海溝をさらに超える深海が発見され、沖合に海洋研究所を構えた探査チームが最新の潜水艇で調査に乗り出す。幻想的な未知の生物が生きる深海の世界を発見し、心躍らせる一同だったが、その時、巨大な「何か」が襲いかかってくる。レスキューダイバーのジョナス・テイラーは、深海で身動きがとれなくなった探査チームの救助に向かうが、そこで200万年前に絶滅したとされる、体長23メートル、体重20トンにも及ぶ巨大ザメのメガロドンに遭遇する。

2018年製作/113分/G/アメリカ
原題:The Meg
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2018年9月7日

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(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., GRAVITY PICTURES FILM PRODUCTION COMPANY, AND APELLES ENTERTAINMENT, INC.

映画レビュー

3.5強すぎるステイサムを4DXが克服してくれる

2018年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

ジェイソン・ステイサムは強い。その強さのイメージが彼の魅力だが、同時にこういうパニック映画では懸念点になる。主人公が強すぎては観客に安心感を与えすぎてスリルがなくなる。

その懸念は当たっていたが、克服する方法もあった。4DX鑑賞だ。4DXは観客により没入的な体感を与えてくれるので、自分の潜水艦に乗り込んでいるような気分にさせてくれる。ステイサムは強すぎて死なないだろうなと思っても、一緒に乗ってる自分は死ぬかもしれないというスリルが生まれる。本作はぜひ4DXで鑑賞してほしい。

気楽に観られる娯楽映画の教科書みたいな作品だが、少し考えるのは海底探査の最前線が中国主導で行われていることだ。理由は中国資本の作品だからだけではないだろう。実際に中国の科学技術の進歩は目覚ましい。米国資本で中国の技術で未知の世界を探索する。時代をストレートに反映している。

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杉本穂高

3.5ステイサムの活躍、怪物相手だと物足りない

2018年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

単純

興奮

今や50歳のジェイソン・ステイサム。体型は相変わらず格好いいが、そろそろ格闘技がメインの活劇は厳しくなってきたのか、本作で戦う相手は基本CGで描かれたクリーチャーなので正直物足りない。やはりスピーディーな肉体アクションで魅せてほしい。でもまあ、年上のリーアム・ニーソンやキアヌ・リーブスだって頑張っているし、企画と演出次第でステイサムだってまだまだいけるはず。

さて、肝心の超巨大ザメ・メガロドンは、米中合作で潤沢な予算のおかげもあってリアルなCG描画で迫力満点。ストーリーと演出もシリアスに振り切らず、サスペンス、ホラー、コメディの良いとこどりでいかにも娯楽大作の構えだ。その分、キャラクター造形の深みや、人物の言動のリアリティは後回しにされた印象。まあ、深く考えずにアトラクションのように派手な映像を楽しむのが適切な鑑賞姿勢というものだろう。

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高森 郁哉

4.0大ヒットも納得の作品でした

2024年1月11日
PCから投稿

【鑑賞のきっかけ】
サメ映画は、「ジョーズ」(1975年)以来、数多くの作品が作られていますが、「ジョーズ」に勝る作品はなかなか出現しませんでした。
1999年の「ディープ・ブルー」は、知能の高いサメという斬新なアイディアで面白く拝見しましたが、それ以外は、いまひとつの感も。
ところが。
本作品は、大ヒットし、5億ドルですから、日本円にすると500億円を超える興行収入。
しかも、続編が、2023年8月に公開され、3億ドルを超える大ヒットとなっている。
これはさすがに観ない訳にはいかない…ということで、動画配信で鑑賞。

【率直な感想】
<ストーリーとは関係ないけど、大ヒットにつながる重要な要素>
サメ映画のサメがなぜ恐怖の対象となっているかというと、「人を食べる」から。
そんなの当たり前なことなのですが、ここで問題となるのは、どの程度、描写が残酷になるかどうかと思われます。
つまり、サメに襲われた人は、当然、流血するし、腕や足がもげたりという悲惨な状況になる。
でも、それを真面目に描くと、「子どもはご遠慮ください」という結果に…。
日本では映倫が「PG12」とか「R15+」、「R18+」という注意喚起の表示をすることになる。
アメリカでは、日本よりさらに厳しい基準になっていると言われています。
こうした認定がされてしまうと、いわゆる「家族連れ」の観客は激減し、大ヒットは難しくなってしまいます。
ところが、この作品は、「G」という、子どももOKの表示になっている。
あの「ジョーズ」でさえ、「PG12」だというのに。
もちろん、人が食べられるシーンはあります。
でも、そこは、今回は、20メートル以上の巨大サメ。
かみ砕くまでもなく、一口でパクリ。血は一滴も流れないという訳。
制作側の「人は食べるけど、残酷描写は避ける」という配慮が、大ヒットの要因のひとつでしょう。

<リアルを追求したロケ撮影>
この作品では、深海に住む古代からの生き残りのサメが主人公ゆえ、物語前半は、海中シーンが多く、CGで美しい、深海の世界を描写。
そこに、これまたリアルに描かれたCGのサメ(MEG)が現われ、迫力のシーンが展開します。
でも、物語の半ばくらいから、海上を走る船に登場人物が乗って、サメとの闘いを挑んでいきます。
このシーンは、実際に、スタッフが船で海上に出て、撮影を行ったそうです。
この現実の海に、CGのサメを合成しているのですが、違和感なく描写されていました。
海の全景について、ロケに拘ったのは、CGで海全体を作ることは出来るけれども、リアル感が違うためではないでしょうか。
海中だと、実際に、海に潜ったことのある人は限られているので、水族館で見るような、美しい光景が広がっていると、そういうものと受け止めてくれる。
でも、海の外から見た「海」は、多くの人が実際に本物の「海」を見たことがあるので、ちょっとした違和感でも、CGだと見抜かれてしまう。
現実の海を知られているからこそ、実際の海を撮影し、リアル感を演出したのだと思います。

【全体評価】
肝心の物語展開についての感想もないまま、ここまで来てしまいました。
そこで、この作品の良さを箇条書きにします。
・MEGが最新のCGで描かれ、その獰猛さが見事に表現されている。
・海中のCGは、美しいのひとこと。
・MEGをどうやって倒すのかについて、「ジョーズ」を踏まえたうえで、その手があったか、と納得のいく攻撃方法を採用している。
・人間パートの主人公を、「トラウマ」を抱えた人物に設定して、感情移入しやすく演出している。
・一人の少女が終始、登場するが、やはり、恐怖映画には、子どもは欠かせない(怖い思いはするが、必ず助かる)という過去作からの成功の秘訣をしっかり押さえている。
といったところでしょうか。

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悶

3.0ステイサムの良さをあまり発揮できてない

2024年1月9日
PCから投稿

期待していたほど残念だ。サメ映画としてはいいかなと思うが、ステイサムの良さがあまり出ていない。

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machikuro
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