有村架純主演「ちひろさん」に豊嶋花、リリー・フランキー、風吹ジュン! 新キャスト12人発表
2022年10月31日 09:00
本作は、月刊漫画誌「Eleganceイブ」(秋田書店刊)で2013年~18年に第一部が連載された、安田弘之氏の同名漫画を映画化するもの。軽やかに、心のままに日々を営む元風俗嬢の主人公・ちひろが、海辺の町にある小さなお弁当屋さんで働きながら、“生きづらさ”を抱えた人々と交流するさまを描く。
原作は、ちひろの常識にとらわれない言動が読者に強く支持され、「ナラタージュ」「Red」などで知られる人気作家・島本理生氏が「王様のブランチ」で、「元気が出るおススメの本」として紹介するなど、人気を集めている。映画版では、原作を読み、「ああ、この寂しさを知っている。なんだろう、この懐かしい気持ちは」と感じたという恋愛映画の名手・今泉力哉監督(「愛がなんだ」「窓辺にて」)が、“恋愛を必要としない主人公”を描く。
新たに出演が発表された豊嶋(ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」)は、自由に生きるちひろに心惹かれ、次第に自らの殻を打ち破っていく高校2年生・瀬尾久仁子(通称オカジ)を演じる。現在8歳の嶋田鉄太(「LOVE LIFE」)は、シングルマザーの母と暮らし、近所の公園で寂しさを埋めるようにいたずらを仕掛けたことで、ちひろと仲を深めていく小学3年生・佐竹マコト役。世界最大規模のトランスジェンダーによるビューティーコンテスト「ミスインターナショナルクイーン2019」の日本代表に選ばれ、世界大会ではTOP6に入賞したvanは、ちひろの友人で、ショーパブで働く美しい歌姫・バジル役で、演技に初挑戦している。
フランキー(「前科者」)は、ちひろが務めていた風俗店の元店長・内海、風吹(「Arc アーク」)は「のこのこ弁当」の店長の妻で、現在は病気で視力をほぼ失い入院中の多恵、平田満(「大河への道」)は「のこのこ弁当」の店長・尾藤、根岸季衣(「ミッドナイトスワン」)は店で働くパート主婦・永井に扮する。さらに店の常連客で、どこか闇を抱えた建設作業員・谷口役に、今泉監督作品に数多く出演する若葉(「街の上で」)、マコトの母で、夜のお店で働くシングルマザー・ヒトミ役に佐久間(「君は永遠にそいつらより若い」)、オカジの不登校気味の同級生・宇部千夏役(通称べっちん)に長澤樹(「ハウ」)、浮浪者のおじさん役にミュージシャンの鈴木慶一(「his」)を配した。市川実和子(「ちょっと思い出しただけ」)が、ちひろが幼い頃に偶然出会い、その後の人生に大きな影響を与える、もうひとりの“ちひろ”役を務める。
「ちひろさん」は、2023年2月23日にNetflixで配信され、東京・新宿武蔵野館で劇場公開される。豊嶋、フランキー、風吹のコメントは、以下の通り。
私が演じたオカジは、家族に正直な気持ちを言えず悩んでいましたが、ちひろさんやマコトに出会えたことで少しずつ成長していきます。
オカジはちひろさんのことを「私はこんな大人を見たことがない」と感じています。
有村さんが演じたちひろさんは、自然と人を惹きつける不思議な魅力を持った人で、生きづらさを感じてしまって辛いときには、さりげなく前を向く勇気をくれます。現場での有村さんは、まさにちひろさんそのもので、オカジだけでなく私にとっても憧れの存在でした。
私もちひろさんのように強く、自分の芯を持った人になれるように、これからも自分自身を磨いていきたいと思います。
今泉監督とは今回初めてご一緒させていただきました。現場では一つ一つ丁寧に芝居をご指導いただいたので、役作りをするうえでとても心強かったです。
この映画は、見ていただいたみなさんに活力を与えられる作品になっていると思いますので、ぜひたくさんの方にご覧頂けると嬉しいです。
ささくれてるのに、なにか温かい。
ちひろさんの奏でるなめらかさと、今泉監督のグルーヴがすごくやわらかく、心に残る撮影期間でした。
今泉監督の緻密に計算された演出は、慎重な本読みや丁寧な衣装合わせからも今作への熱量の高さが有り、映画好きにはたまらない作品だと思います。
有村さん演じるちひろさんは誰もが虜になるくらいチャーミングです。
メインキャストが集まった屋上のシーンの再現が有るなら迷わず参加したいと思う愛しいメンバーでした。
何処でもありそうな幸せな時は、ちひろさんの心を捕まえられるのでしょうか?
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