君は永遠にそいつらより若い

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解説

芥川賞受賞作家・津村記久子のデビュー作で第21回太宰治賞を受賞した「君は永遠にそいつらより若い」を映画化。就職も決まり卒業を間近に控え、日常をただなんとなく生きていた大学生の主人公が、暴力や児童虐待、ネグレクトといった社会の闇と、それらに伴う悲しみに対峙することになる姿を描いた。児童福祉職への就職が決まり、大学卒業を間近に控え手持ちぶさたな日々を送る堀貝佐世。友人とぐだぐだした日常を過ごしていた彼女だったが、同じ大学の猪乃木楠子と知り合い、過去に痛ましい経験を持つ楠子と独特な関係を紡いでいく。そんなある日、友人の友人である穂峰直が命を落としことをきっかけに、佐世を取り巻く日常の裏に潜んでいた「暴力」と「哀しみ」が露わになっていく。監督・脚本は「あかぼし」「スプリング、ハズ、カム」の新鋭・吉野竜平。佐世役は「“隠れビッチ”やってました。」に続き主演作はこれが2作目となる佐久間由衣。楠子役はテレビドラマ「あなたの番です」や映画「みをつくし料理帖」など活躍の続く奈緒。そのほか、小日向星一、笠松将、葵揚、森田想と注目の若手俳優たちが共演した。

2020年製作/118分/PG12/日本
配給:Atemo

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
原作
津村記久子
脚本
吉野竜平
プロデューサー
深谷好隆
共同プロデューサー
戸山剛
ラインプロデューサー
南陽
助監督
二宮崇
撮影
平井英二郎
照明
友野雄作
録音
吉方淳二
整音
吉方淳二
美術
小林楽子
スタイリスト
中村絢
ヤマダタカノブ
ヘアメイク
菅原美和子
音楽
加藤久貴
主題歌
小谷美紗子
制作担当
久保田辰也
渡邊翔太
アシスタントプロデューサー
志家千春
阿部瑶子
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(C)「君は永遠にそいつらより若い」製作委員会

映画レビュー

3.0その場にいて助けてやれなかったことがとても悔しい

Miyuさん
2020年11月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公と自分をかなり重ね合わせて見てしまい、とてもヒリヒリしました。自分にはあるべき何かがなくて、それが漠然と恐怖で、だからってどうしたらいいかもわからなくて、とりあえず笑って誤魔化そう、そんなホリガイの姿を自分と重ねて、とてもヒリヒリしました。
タイトルをホリガイが言うシーンは、とっ散らかっているけどとても心に刺さり鳥肌が立ちました。どこで出てくるか、必見です!
就職してるとか、してないとか、処女とか、じゃないとか、そういった白と黒で悩む人に、前に進む気力を与えてくれるような作品です!
ホリガイが表に出せなかった自分の思いを吐露したとき、イノギが聞いていないようにみえてサトウのごはんを置いて、ホリガイを受け止める。めちゃくちゃいいシーンでした。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
Miyu

3.5主人公の2人は、もう、ただただ可愛いね! ずっと見ていたいくらい可...

2020年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公の2人は、もう、ただただ可愛いね!
ずっと見ていたいくらい可愛いかった…( ๑˃̵ᴗ˂̵)

第一印象は普通に「なるほど、こうなったかぁ〜」という感嘆が、1番しっくりくるかな?
原作を知っているから繋がるけど、特に冒頭の自転車ショットはちょっと難しくて、端折りが厳しいと思えた。

この映画の原作、津村記久子氏の同名小説を読んだ時、文学的で力強い表現の多さに加え、登場人物達がそれぞれに抱える、自分ではどうにもならない理不尽さとの対峙表現がとても斬新で、躍動的で面白さに衝撃を受けたが、吉野竜平監督が作り上げたこの作品は、登場人物も多く、沢山の要素が詰まっていることもあってか、大分、原作内容を削ぎ落としてしまっていたものの、それでも1番大事な伝えたいものはより鮮明に、そして、じわりじわりとくる静かな温かい余韻。優しい印象を感じました。

主人公である女子大生ホリガイは、今どき日本の若者の中でも実に平均的な若者の象徴と言える存在だ。イケてるか?イケてないか?でくくるなら、イケてない方の女子大生代表。
グダグダとした毎日を送っている。
今まで特に大きな事件にも巻き込まれることもなく中流の幸せな人生。
グラビアアイドル達の切り抜きを壁に貼り、彼女たちの『計算され尽くした笑顔』を見て安心を得ているところなんて滑稽で人間臭くて面白い。
でも一方では、児童福祉士という仕事の目標を持っていて、実はコツコツと勉強して誰よりも先に単位も修得し就職も決まるというソツのなさも持ち合わせていたりもする。

世の中、とかく目立つヤツに注目が集まる。この作品はそれと真逆の、口には出さないが、他人には分からない何かと対峙しながら生きている普通な人達に焦点を当てているところが興味深いところ。
自分には経験のないトラウマを抱えた人の傷に触れた時。
いつも身近に思えてた人が自分の生活から不意に居なくなってしまった時。
そんな理不尽な『暴力』が突然現れたら、人はどうすればいいだろうか?
新しい生活様式に変化した今の時代にとても合致した問いかけだ。
突然、何かが変わっても、静かにそれを受け入れて、生きていかねばならない私たちの営み。不自然だけど、自然に変化させる強さを人は持っている。人は、物理的には1人でも心理的には見えないちからで繋がっている。それだけでも生きる支えになるのだ。
この作品もそんなようなメッセージが込められていた様に思えた。なんとなくでも寄り添ってあげられるような心の温かい人達が増えて欲しいです。それが新しい生活様式の副産物であって欲しいです。

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共感した! (共感した人 0 件)
エミさん

5.0素晴らしい作品でした。

takuwanさん
2020年11月5日
iPhoneアプリから投稿
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共感した! (共感した人 1 件)
takuwan
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