「スター・トレック4」、再び監督降板
2022年9月3日 16:30

米パラマウント・ピクチャーズの人気SFアクションシリーズ第4弾「スター・トレック4(仮題)」から、メガホンをとる予定だったマット・シャックマン監督が降板し、紆余曲折を経てようやく本格始動した同作が再び暗礁に乗り上げてしまった。
ヒットメーカーのJ・J・エイブラムス指揮のもと、2009年の大ヒット作「スター・トレック」から始まったリブートシリーズだが、第3弾「スター・トレック BEYOND」(ジャスティン・リン監督)の興行成績がふるわなかったことから、パラマウントはシリーズ継続に向け慎重な構えをとってきた。その結果、クエンティン・タランティーノ監督のアイデアをもとにマーク・L・スミス(「レヴェナント 蘇えりし者」)が執筆したものや、「FARGO ファーゴ」クリエイターのノア・ホーリーが企画したものなど、複数の企画が乱立。様々な憶測が飛び交うなか、最終的には、脚本にリンジー・ビア(「シエラ・バージェスはルーザー」)とジェニーバ・ロバートソン=ドウォレット(「キャプテン・マーベル」)、監督にDisney+のマーベルドラマ「ワンダヴィジョン」の演出を手がけたシャックマンが就任すると同時に、クリス・パイン、ザッカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、ジョン・チョウ、サイモン・ペッグらレギュラーキャストの続投もほぼ確定し、ようやく準備が整ったものと見られていた。
しかしこのほど、米マーベル・スタジオが製作準備中の新生「ファンタスティック・フォー」の監督をシャックマンにオファーしたと米Deadlineが報じた。その直後、パラマウントは「才能豊かなマット・シャックマンに、ぜひとも『スター・トレック』シリーズ最新作の監督を務めてもらいたいと願っていた我々としては非常に残念ですが、この作品に対する彼のこれまでの貢献に感謝すると同時に、世界中の観客に新たな冒険で綴る次章をお届けする日を心待ちにしています」と、声明を通じて正式にシャックマンの降板を発表した。
「スター・トレック4(仮題)」は23年12月22日に全米公開を予定しているが、シャックマンの降板によって公開日が後ろ倒しになる可能性も大いにありそうだ。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】ドキドキ!パニック映画祭! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12