「ジュラシック・ワールド」シリーズ、金曜ロードショーで7月22日から2週連続放送!
2022年6月10日 06:00
「ジュラシック・ワールド」シリーズ第3作にして完結編「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」が7月29日に公開されることを記念し、日本テレビ系「金曜ロードショー」で、第1作「ジュラシック・ワールド」が同22日、第2作「ジュラシック・ワールド 炎の王国」が同29日に、本編ノーカットで放送されることが決定。なお「ジュラシック・パークIII」も、本日6月10日に放送される。
第1夜は、「ジュラシック・パーク」シリーズの続編にして、前作から14年を経て再スタートした「ジュラシック・ワールド」3部作の第1弾「ジュラシック・ワールド」。「ジュラシック・パーク」での惨劇から22年後、イスラ・ヌブラル島に完成した巨大テーマパークを舞台に、遺伝子操作によって生み出された新種の恐竜が脱走する。日本では興行収入95億3000万円の大ヒットを記録。「スター・ウォーズ」シリーズや「スター・トレック」シリーズの監督候補になるなど注目を集め、本作が長編監督映画2作目だった気鋭コリン・トレボロウがメガホンをとった。
恐竜の謎と優れた特性を体験し、至近距離で触れ合うことができる高級リゾート「ジュラシック・ワールド」。このパークのマネジメントに意欲満々の運営責任者クレアの元へ、16歳のザックと11歳のグレイという甥っ子たちが訪ねてくる。フリーパスを渡されたふたりは、“ジャイロスフィア”という360度周りが見渡せるアトラクションに乗り、恐竜の間を回っていた。時を同じくして、あまりの凶暴さゆえに隔離状態で飼育されていた、禁断の遺伝子組み換え大型恐竜のインドミナス・レックスが逃亡し、ジャングルの奥深くへと姿を消す。それは、パーク内の全ての生き物の命が危険にさらされていることを意味していた。恐竜監視員のオーウェンはクレアとともに、状況を打破するべく奮闘する。
クレア(ブライス・ダラス・ハワード/木村佳乃)
ホスキンス(ビンセント・ドノフリオ/石塚運昇)
グレイ(タイ・シンプキンス/松岡茉優)
ザック(ニック・ロビンソン/内山昂輝)
バリー(オマール・シー/安元洋貴)
ヘンリー・ウー博士(B・D・ウォン/近藤浩徳)
マスラニ(イルファン・カーン/大塚芳忠)
第2夜は、続編「ジュラシック・ワールド 炎の王国」を放送。前作での大惨事から3年後、大噴火の危機が迫るなかで、オーウェンとクレアが繰り広げる恐竜救出作戦の行方と、恐るべき陰謀に巻き込まれた彼らの運命を描く。前作のトレボロウ監督に代わり、「永遠のこどもたち」「インポッシブル」で知られる、スペイン出身のJ・A・バヨナ監督が新たにメガホンをとった。
前作での大惨事から3年後、「ジュラシック・ワールド」は放棄され、恐竜たちが自由に生活を送っていた。しかし、島では火山噴火の予兆が観測されていた。迫り来る危機的状況のなか、恐竜たちの生死を自然にゆだねるか、命を懸けて救い出すか――。人間たちは、重大な決断を迫られる。
クレア(ブライス・ダラス・ハワード/木村佳乃)
イーライ・ミルズ(レイフ・スポール/内田夕夜)
フランクリン・ウェブ(ジャスティス・スミス/満島真之介)
ジア・ロドリゲス(ダニエラ・ピネダ/石川由依)
ベンジャミン・ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル/中田譲治)
グンナー・エヴァーソル(トビー・ジョーンズ/高木渉)
ケン・ウィートリー(テッド・レビン/黒田崇矢)
ヘンリー・ウー博士(B・D・ウォン/近藤浩徳)
イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム/大塚芳忠)
アイリス(ジェラルディン・チャップリン/池田昌子)
メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン/住田萌乃)
そして本日6月10日は、前シリーズ「ジュラシック・パーク」の第3弾「ジュラシック・パークIII」を放送。ティラノサウルスを超える凶暴性を誇る巨大肉食獣スピノサウルス、翼竜プテラノドンなど、数多くの恐竜がノンストップで暴走する。最新作「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」では、本作に登場するアラン・グラント博士、エリー・サトラ-博士もカムバックを果たす。
パラセイリングを楽しむ少年エリックと、彼の母親の友人は、事故により恐竜の生息区域“サイトB”と呼ばれるソルナ島に不時着し、連絡が途絶えていた。8週間後、古生物学者アランと助手ビリーは、事業家を名乗るポールとその妻アマンダから、ソルナ島観光ツアーのガイドを依頼される。研究資金に困窮していたアランは、島の上空を飛行機で回るだけという条件で、渋々受託することに。しかし約束に反し、夫妻は強引に飛行機を島に不時着させる。ポールたちの真の目的は、行方不明の息子エリックを探し出すことだった。再び恐竜たちの世界に足を踏み入れたアランたちに、恐竜たちが容赦なく牙をむく。
ポール・カービー(ウィリアム・H・メイシー/納谷六朗)
アマンダ・カービー(ティア・レオーニ/渡辺美佐)
ビリー・ブレナン(アレッサンドロ・ニボラ/内田夕夜)
エリック・カービー(トレバー・モーガン/北尾亘)
・本日6月10日 「ジュラシック・パークIII」(本編ノーカット)
・6月17日 「トイ・ストーリー3」(本編ノーカット)
・6月24日 「トイ・ストーリー4」(初放送、本編ノーカット)
・7月1日 「時をかける少女(2006)」(本編ノーカット)
・7月8日 「竜とそばかすの姫」(地上波初放送、本編ノーカット)
・7月22日 「ジュラシック・ワールド」(本編ノーカット)
・7月29日 「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(本編ノーカット)
「ジュラシック・パークIII」の直前に放送される「まもなく金曜ロードショー」(午後8時54分~/関東ローカル)では、映画好きとして知られる芸人・こがけんが、同作の注目ポイントを解説する。こがけんのコメントは、以下の通り。
こんばんは、映画大好き芸人こがけんです。今夜の金曜ロードショーは、「ジュラシック・パークIII」を放送します。この夏には「ジュラシック・ワールド」シリーズ最新作が公開されますが、共通する登場人物も出てきますので、これを見ておけばより最新作を楽しめます!
今回は初期3部作の3作目ですが、本作は原作のないオリジナル脚本。2作目には出番がなかったサム・ニール演じる古生物学者アラン・グラント博士が1作目以来の登場となります。グラントファンには最高ですね~!
前作から4年後。映画の序盤で、「天変地異が起こってもあの恐竜の島には二度と行かない!」と言っていたグラント博士ですが、実業家を名乗る男に誘われて、結局化石発掘の資金のために行くことになります。二度と行かないと言っていたのに、金のために判断を覆す。この“痛い目に遭う人のお手本”みたいな展開にはニヤニヤが止まりませんね。案の定、島の上空ガイドを頼まれたはずが、実はそうではなかった博士。なんと、アクシデントで恐竜の島に不時着した息子を非合法な方法で助けるための恐竜の専門家として強引に参加させられたワケですね。
上陸後はまさにジェットコースター! 島の恐ろしさを甘くみていた救出チームはあっという間に救出される側となり、主力はどんどん脱落……。怖いですね。ハラハラですね。容赦のない展開の中、さぁどうするグラント博士!?
この作品の魅力は何と言っても……「家族」ですね。遭難しているのは離婚した夫婦の子ども。喧嘩ばかりして別れた夫婦でも、子どもを助けるために協力します。子はかすがいと言いますが、まさにそういった“家族の在り方”がテーマなんですね。
ただ忘れてはいけないのが、恐竜側にも家族がいるということ。子ども達の餌のため、もしくは取られた卵を取り返すために彼らも手段を選びません。その本能は、恐竜と人間に共通するものかもしれません。そして研究者であるグラント博士が、「家族」たちに向ける眼差しや変化も注目です。
恐竜の中で注目したいのはラプトル。会話をしたり協力したりできる、かなりの高い知能を誇る彼らが、いかに人間の前に立ちはだかるかも見ものです。
名シーンも色々とあるんですが、特に注目のシーンは……着信音を使ったシーンです。今回は、島に持ち込まれた衛星携帯電話が重要な小道具となります。
息子を探しに来た父親は、衛星を使った携帯電話を持っていて、男の子はこの着信音のおかげで親たちが近くにいるのがわかるんです。しかし……実はこのシーン、とてもよく考えられた怖~いオチが待っています。ぜひご自身の目で確かめてください。
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