誰もが羨む幸せ家族の闇を暴く…孵化した“それ” 少女の狂気描く「ハッチング」衝撃新カット
2022年4月19日 21:00

長女が見つけた謎の卵の孵化をきっかけに起こる恐ろしい事件により、家族の真の姿が浮き彫りになっていく様を描いたフィンランド製ホラー「ハッチング 孵化」。このほど、少女が育てた“それ”をを捉えた衝撃の新カットが公開された。
フィンランドで美しく洗練された家で暮らす12歳の少女ティンヤは、家族を巻き込みSNSのための動画撮影に熱心である母親の期待に応え、母親が望む通りの娘であろうと本心を抑えながら暮らしていた。そんなティンヤが家族に内緒で育てていた卵は、彼女の複雑な内面や混乱を養分にするかのようにみるみる巨大化し、ある日、遂に“それ”は殻を破って孵化する。
公開されたカットは“それ”の一部だ。クローゼットに隠れたティンヤを、扉の隙間から覗き込むように見つめる瞳であり、孵化したばかりの“それ”は、どこか悲しみを湛えているようにも見える。
ベルイホルム監督は、サンダンス上映後でのQ&Aで「この映画のストーリーでは、ティンヤが自分の感情に深く入り込み、そこに向き合っていきます。だから、プロットがどのように展開するかは、彼女の感情に沿ったものになっています」と、物語の行方の手がかりとなるコメントを残している。
監督のこだわりにより“それ”は、「スター・ウォーズ」新3部作や「ジュラシック・ワールド」「プロメテウス」を手掛けたグスタフ・ホーゲンがアニマトロニクス・デザイナーとして、また「プライベート・ライアン」「ダークナイト」で2度にわたるアカデミー賞ノミネート経験を持つコナー・オサリバンが特殊メイクアップを担当。ハリウッドの第一線で活躍するスタッフの精巧な仕事にも注目だ。
ティンヤによって卵から大事に育てられ生まれた“それ”の気になる全体像、そしてティンヤとの関係をぜひ本編で確かめてほしい。
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