【第45回日本アカデミー賞】「孤狼の血 LEVEL2」鈴木亮平、初の最優秀助演男優賞 前作主演・役所広司に感謝
2022年3月11日 21:26

第45回日本アカデミー賞の授賞式が3月11日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、「孤狼の血 LEVEL2」の鈴木亮平が自身初の最優秀助演男優賞を受賞した。
本作は、柚月裕子氏の小説を実写映画化した「孤狼の血」の続編で、原作シリーズで描かれていない完全オリジナルストーリーが展開。前作から3年が経過し、広島の架空都市・呉原の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡(松坂桃李)の“その後”が描かれる。鈴木は上林組の組長・上林成浩を演じ、冷徹で残虐非道なキャラクターを怪演した。
壇上に上がった鈴木は、本作に携わった人々、ロケに協力した広島の方々へ感謝を伝えてから「一作目の主演を務められたのが役所(広司)さんということで、正直この『LEVEL2』の現場は、役所さんがいないというプレッシャーとの戦いでした。ただ、役所さんがいないという空白が僕たちにいいプレッシャーを生んで、このような緊張感にあふれた映画が出来上がったと思います。役所さんにもこの場を借りて感謝したいと思います。ありがとうございます」と、同じ会場内の役所広司にも感謝を述べた。
(C)東京写真記者協会続けて、「映画を見るのが好きで、スクリーンのこの世界のなかに入りたいと思っていた子どもの頃から18歳でお芝居を始めて、たくさんの人に迷惑をかけながら、たくさんの方に助けていただいて、今日一つの評価をいただきました。その方たち一人ひとりの顔を思い出しながらブロンズを眺めて夜を過ごしたいと思います」と感慨深げにスピーチをした。
受賞前には、上林の髪型は鈴木が提案したことが明かされ、「僕のイメージでは、当時のビートたけしさんのような髪型にしたくて提案したのですが、髪質が全然違ったみたいで。出来上がったら別物になりました」と裏話を明かしていた。
(C)東京写真記者協会優秀助演男優賞はそのほか「護られなかった者たちへ」の阿部寛、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の堤真一、「すばらしき世界」の仲野太賀、「孤狼の血 LEVEL2」の村上虹郎が受賞している。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー