「フレンチ・ディスパッチ」Disney+で3月16日から見放題配信開始
2022年3月11日 17:00

ウェス・アンダーソン監督の記念すべき長編第10作「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」が、早くも3月16日午後4時から、Disney+(ディズニープラス)のコンテンツブランド「スター」で、会員向けに見放題配信されることがわかった。
物語の舞台は、20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍し、国際問題からアート、ファッション、美食に至るまで、テーマに深く切りこんだ唯一無二の記事で人気を獲得している。しかし、編集長が仕事中に急死し、その遺言で廃刊が決定。記者たちは最終号を作るために、編集長との思い出がつまった、とっておきの記事とエピソードを振り返っていく。
ベニチオ・デル・トロ、ティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライト、エリザベス・モスらアンダーソン監督作品初参加のキャストに加え、レア・セドゥー、マチュー・アマルリックらフランス勢、さらにフランシス・マクドーマンド、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、シアーシャ・ローナン、オーウェン・ウィルソン、ビル・マーレイ、リーブ・シュレイバー、エドワード・ノートン、ジェイソン・シュワルツマンら常連組が顔をそろえた。
劇中では、豪華キャスト陣が次から次へとスクリーンに現れるほか、雑誌編集部らしく活字を使った演出が施され、演劇やアニメーション的な表現が挿入されるなど、アンダーソン監督らしいこだわりと遊び心が満載。一度見ただけでは見逃してしまいそうな細かい要素を、配信では何度でも見返し、確認することができるだろう。アンダーソン監督は、映画、フランス、活字カルチャーへの愛をこめた本作について、「短編のオムニバス映画を撮ることが長年の夢でした。ニューヨーカーと出版界で著名な記者に触発された映画です。長年にわたりフランスに住んでいましたので、フランスの映画、特にフランス映画に関係する映画を撮りたいとずっと思っていました」と、思いを吐露している。
「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」は3月16日午後4時から、Disney+の会員向けに見放題配信が開始される。なおDisney+では、アンダーソン監督の過去作「天才マックスの世界」「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ライフ・アクアティック」「ダージリン急行」「グランド・ブダペスト・ホテル」「犬ヶ島」も配信中だ。

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