中島健人×松本穂香「桜のような僕の恋人」キーアート完成　永山絢斗、桜井ユキら新キャストも発表

本作は、2017年に発売され、TikTokで人気に火がつき累計発行部数60万部を突破した宇山佳佑氏の同名恋愛小説（集英社文庫刊）を実写映画化するもの。かねて原作ファンを公言していた中島は、主人公・朝倉晴人を演じる。製作発表時には「震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました。僕の役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本です。僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています」と、強い決意をのぞかせていた。松本が難病と闘う恋人・有明美咲に扮し、「神様のカルテ」の深川栄洋監督がメガホンをとった。

美容師の美咲に恋をした晴人は、勇気を出して彼女をデートに誘う。目標に向かって頑張る美咲にふさわしい人間になるべく、諦めかけていたカメラマンの夢を叶えるため、再びカメラと向き合うことを決意する。しかし、美咲は「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができない現実を前に、晴人と美咲が考えた“ふたりの歩み方”とは……。

キーアートは、桜吹雪が舞うなか、笑顔でカメラを構える春人と、背中越しに振り返る美咲を活写。同じ速度で人生を歩むことができないふたりの、はかなくも切ない恋を想起させる。

新たに出演が発表された永山（「峠　最後のサムライ」）は、美咲を溺愛する兄・貴司、桜井（「マチネの終わりに」）は貴司の婚約者で、美咲の良き相談相手でもある吉野綾乃に扮する。晴人の先輩カメラマン・高梨健三役の柳（Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」）、同じく先輩カメラマン・市川真琴役の若月（「劇場版ラジエーションハウス」）も共演。さらに、要（「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室」）は美咲の主治医・神谷役、眞島（「大怪獣のあとしまつ」）は美咲が働く美容院の店長・辻役、及川（ドラマ「最愛」）は晴人が師事する有名カメラマン・澤井恭介役を務めている。

「桜のような僕の恋人」は、3月24日にNetflixで全世界同時配信が開始される。