神様のカルテ
劇場公開日 2011年8月27日
解説
現役医師の作家・夏川草介によるベストセラーで、2010年本屋大賞第2位にも選出された同名小説を映画化。主演は、人気アイドルグループ「嵐」の櫻井翔と宮崎あおい。「60歳のラブレター」「白夜行」の俊英・深川栄洋がメガホンをとる。夏目漱石を愛読し、信州の地方病院に内科医として勤務する栗原一止が、写真家の愛妻・榛名や同僚医師、看護師、患者、アパートの個性的な住人らに支えられ、医師として成長していく姿を温かなまなざしで描く。
2011年製作/128分/G/日本
配給:東宝
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2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
医者の葛藤。医者はどうあるべきか。
救いたくても救えない命とどう向き合うべきか。
個人的には学士殿が去っていくシーンが好き。
辻井伸行の音楽と映像も良かった。
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偶然かもしれないが、時々、ハッとこの音楽、いいなあ。あの映画と似てる!と気づくことがあります。
そんな時調べてみると、松谷卓さんが音楽を担当してました。
多分、この方の音楽、私にとってぴったりくるんだなと思います。
いつか、この方のライブに行ってみたいなと思います。
この映画は、加賀まりこさんの演技が、本当に素晴らしいです。もちろん、他の方もとてもいいです!
この映画、素敵なところは、いい人しか出て来ません。
そんな映画が私は大好物です。笑
2021年12月27日
iPhoneアプリから投稿
感情移入し易くて、映像化の方があっていたのね。
原作読んだ時はライトノベルの本かなぁーというくらいの感じで、映像化は2時間ドラマな印象の映画でした。
中高生の読書に向いてるねー。
2021年2月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
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「神様のカルテ」シリーズ第1作。
「金曜ロードSHOW!」で鑑賞。
原作は既読です。
福士蒼汰主演のスペシャルドラマを観たので、ちょうどいいから本作を思い出しレビューしようかなぁ、と…。
地域医療が抱える問題や現場の状況がリアルに描写されていて、さすが原作者が現役医師なだけあると思いました。
医師の数が絶対的に不足する環境でも、患者と真摯に向き合い続ける主人公・栗原一止が成長する姿にグッと来ました。
そんな一止を見事に体現した翔ちゃん。本来の頭の良さが役に反映されていたからなのか、医師役は板についていたし、古風な口調にも違和感が全くありませんでした。
役者としての櫻井翔のことを見直しました。これまではイマイチだなと云う感想しか抱きませんでしたが…やれば出来るんじゃん! ―髪型はヘンだったけど…www
妻・榛名役の宮崎あおいとの相性も抜群でした。ふたりの関係性をセリフだけでなく、動きのひとつひとつ、仕草の端々からも読み取れるような細やかな演技が秀逸でした。
ドラマの風吹ジュンの安曇さんも良かったけど、本作の加賀まりこ版もすこぶる良かったです。心に沁み入る名演でした。
――
医療の最前線において尽力する医師や看護師の葛藤のドラマは、コロナ禍の今だからこそ、余計に心に響いて来るものがあるし、改めて感謝の念が湧いて来ました。本作も見直したい。
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