全米監督協会賞でスパイク・リー監督に功労賞 黒人監督として初受賞
2022年1月24日 11:00

今年の全米監督協会(DGA)賞で、スパイク・リー監督に功労賞が授与されることが発表された。
DGA賞は米監督協会に所属する会員の投票によって決まる賞で、功労賞は映画界に多大な貢献をした映画監督に贈られる最高賞だ。これまでにフランク・キャプラ監督やアルフレッド・ヒッチコック監督、オーソン・ウェルズ監督、ビリー・ワイルダー監督、スティーブン・スピルバーグ監督、マーティン・スコセッシ監督、ミロス・フォアマン監督、リドリー・スコット監督など錚々たる顔ぶれに授与されているが、黒人監督としてはリー監督が初の受賞となる。
今回の発表に伴い、同協会のレスリー・リンカ・グラッター会長はコメントを発表。「スパイク・リー監督は映画界を大きく変えましたが、監督としての彼の貢献はとてもひとつの言葉では表現できません。画期的な『ドゥ・ザ・ライト・シング』や『ブラック・クランズマン』とその間にあるすべての作品、彼の特徴であるダブル・ドリーショットに至るまで、スパイクはあらゆるレベルにおいて革新者です。過去30年間、彼の大胆で情熱的なストーリーは、私たちの社会と文化を映し出す鏡として、人々を楽しませてきました。商業的な成功を収める一方で、インディペンデント映画の中心的存在でもあります。多くの映画人がスパイクを師と仰ぎ、インスピレーションを受けるなかで、彼は後進の指導に時間を割き続けています」と賛辞を贈った。
第74回DGA賞授賞式は、3月12日に実施される。
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