金ロー「インディ・ジョーンズ」2週連続放送記念 おすすめトレジャーハンティング映画5選 【映画comシネマStyle】
2021年9月25日 10:00
毎週テーマにそったおすすめ映画をご紹介する【映画.comシネマStyle】。
日本テレビ系「金曜ロードショー」では、スティーブン・スピルバーグが監督、ジョージ・ルーカスが製作総指揮を担った「インディ・ジョーンズ」シリーズが、2週連続で放送されます。9月24日にシリーズ第2作「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」(1984)、10月1日に第3作「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」(89)をラインナップ。考古学者インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)による、秘宝をめぐる冒険が繰り広げられます。
そこで今週は、トレジャーハンティング(宝探し)を描いた映画を特集! 編集部メンバーがチョイスしたおすすめ作品5本をご紹介します。
▽ニコラス・ケイジ演じる冒険家のクレイジーな行動力を見よ!
「ナショナル・トレジャー」(2004年/131分/ジョン・タートルトーブ監督)
「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」(2007年/124分/ジョン・タートルトーブ監督)
ニコラス・ケイジが歴史学者で冒険家のベン・ゲイツを演じ、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジェリー・ブラッカイマーが製作を担ったアドベンチャーシリーズ。
代々一族に語り継がれる「テンプル騎士団」の秘宝を求めるベンはある日、宝の在りかの鍵が、アメリカ国立公文書館で厳重に保管されている独立宣言書にあることを突き止める。かつては協力者だったが、諍いにより決裂したイアン・ハウ(ショーン・ビーン)の手から独立宣言書を守るため、ベンは宣言書を盗むことを決意する。
・暗号解読スキルとクレイジーな行動力で強行突破していく主人公ベン
・テンプル騎士団、フリーメイソン、リンカーン暗殺事件……歴史ロマンを感じる設定
・見えない文字で書かれた暗号、宝探しのなかで発見するキーアイテム、洞窟内でかざす松明……トレジャーハンティングあるあるに興奮必至
主人公ベンは豊富な知識を駆使し、次々と暗号を解き、歴史の謎に迫っていく姿が痛快でかっこいい!……のですが、「敵が独立宣言書を狙っている、阻止しなければ! → 僕が盗むことで守ろう」と、斜め上の発想で行動するクレイジーさも持ち合わせています。シリーズ2作目でもクレイジーなベンは健在。リンカーン暗殺の首謀者であると疑われた先祖の汚名を晴らす過程で、バッキンガム宮殿のエリザベス女王の執務室や、ホワイトハウスの大統領執務室に忍び込み、果ては大統領を誘拐! 毎回、入手するのはハードルが高すぎる場所にある暗号やヒントを集めるため、驚異の行動力で突き進む姿に注目です。
▽ここは、神と人間が共存する世界――過酷ミッションに手に汗握る冒険スペクタクルアクション
「キング・オブ・エジプト」(2016年/127分/アレックス・プロヤス監督)
「アイ,ロボット」のアレックス・プロヤス監督が、神と人間が共存する古代エジプトを舞台に紡ぐ冒険スペクタクルアクション。
“生命の神”オシリス王(ブライアン・ブラウン)の統治下で、古代エジプトは繁栄を誇っていた。しかし、“砂漠の神”である弟セト(ジェラルド・バトラー)のオシリス謀殺により王座は奪われ、人々は暴虐なセトに苦しめられていた。オシリスの子で、王座と視力を奪われた“天空の神”ホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)は、コソ泥の青年ベック(ブレントン・スウェイツ)と手を組み、王として君臨するための鍵を握る重要なアイテム「神の眼」を盗み出すべく、困難極まりない旅に出る。
・巨大な神と、神より一回り小さな人間が共存する独創的なストーリー
本作は、「公開当時に機会があれば、絶対に4DXで見たかった!」と思うほど、息つく間もなくスリルとアクションが畳みかけられるアドベンチャー大作。舞台はエジプトだけかと思いきや、“生命の神”ラーが住む宇宙空間や、ベックの恋人ザヤのいる死者の国など、想像を超える場所をめまぐるしく行き来するため、「ここで風が……」「ここで水が……」と、脳内4DXを起動させて鑑賞するのがおすすめです。最初は反目し合っていた“神”ホルスと“人間”ベックが、かなり痛そうな死のトラップだらけの過酷なミッションを潜り抜けるなかで、友情を築いていくさまは胸熱。神々が、時には動物に姿を変えながら大暴れするバトルシーンが見どころです。
▽芸術と宗教の影に隠されてきた聖杯を見つけ出す キリスト教史上最大の秘密とは?
「ダ・ヴィンチ・コード」(2006年/150分/ロン・ハワード監督)
ダン・ブラウンの世界的ベストセラー小説を、トム・ハンクス主演、「ビューティフル・マインド」でオスカーを獲得したロン・ハワード監督で映画化しました。パリのルーブル美術館で起こったひとつの殺人事件から、宗教象徴学教授のラングドン博士(ハンクス)が、キリスト教の歴史に眠る最大の謎へと挑んでいきます。
ルーブル美術館で館長(ジャン=ピエール・マリエール)が殺害される事件が発生。彼とその日会う予定だったハーバード大学の宗教象徴学教授ラングドンは、ダイイングメッセージに彼の名があったとして、警察に追われることに。そこに館長の孫で、暗号解読官ソフィー(オドレイ・トトゥ)が現れ、彼をかくまう。ふたりは、館長が最後に残したメッセージをもとに、カトリック教会が隠蔽してきたキリスト教史上最大の謎へと挑んでいくことになる。
・嘘か本当か? 有名寺院が撮影許可を出さなかったほどの何世紀も隠された謎とは?
・映画の後には見方が変わる!? 「モナリザ」をはじめとする有名絵画や歴史的建造物の数々
・アナグラム、暗号、隠された象徴たち……謎解き好きも大満足のトレジャーハンティング
このあと、シリーズとして続編が2作品も作られた大ヒット映画。それも納得の重厚な謎解き描写、誰もが知る芸術や建築物、その歴史が次々と登場し、事実かフィクションか区別がつかなくなるほど。歴史や芸術が好きな人はもちろん、謎解き好きも大満足のミステリー・トレジャーハントは必見です。
映画で語られた謎だけではなく、この映画自体に隠された数々の伝説も! あの有名寺院は、この映画で語られる宗教論に反対し、どうしても撮影を許可しなかったとか……。トリビアの数々を見てからもう一度鑑賞すると、さらに奥深さを感じられます。
▽大泥棒が挑む、先祖が隠した最大の宝へと続く異次元の罠
「ルパン三世 THE FIRST」(2019年製作/93分/山崎貴監督)
モンキー・パンチ原作による国民的アニメ「ルパン三世」を初めて3DCGアニメーション化して描いた劇場版。ルパン一世が唯一盗むことに失敗したという伝説のお宝“ブレッソンダイアリー”のなかに隠された最大の秘密に、おなじみのルパン三世一味が、考古学者を目指す少女レティシアとともに挑みます。
20世紀最高の考古学者ブレッソンが遺した最大の謎“ブレッソンダイアリー”。その謎を解き明かした者は莫大な富を手に入れることができるとされ、世界的大泥棒ルパン一世ですら、その宝を手に入れられなかったという。その孫であるルパン三世(CV:栗田貫一)はブレッソンダイアリーを手に入れ、考古学者にあこがれる少女レティシア(CV:広瀬すず)と出会い、彼女と協力しながら至高の宝へと近づいていくが……。
・おなじみのルパン三世一味が3DCGで新しく、けれども変わらぬ小気味よさ
・泥棒を忌み嫌う泥棒!? ヒロイン・レティシアに隠された秘密
・3DCGだからこそできる異次元の罠にルパンたちはどう挑むのか
1967年のコミック連載開始から、長く愛され続ける大泥棒ルパン三世。長い脚におどけた仕草、女性に弱いけれどここぞという時にはしっかり決める彼が、3DCGで新たな命を吹き込まれ、より新しく魅力的な存在感を示してくれます。
今回彼が狙うお宝は、尊敬する祖父で、世界的大泥棒のルパン一世が唯一奪えなかったといわれていた秘宝“ブレッソンダイアリー”。最終目的はその日記帳に書かれていた最大の宝。その道中は、実写でも2Dアニメでも見ることのできなかったトンデモない罠に満ちています。しかもその先に待っているお宝や、それを狙う謎の組織の正体には驚きが……!
往年のルパンファンにも嬉しい、お馴染みの銭形警部とのやり取りや、次元、五右衛門、峰不二子とのなんとも言えないチームワークは健在。長年愛されている大泥棒が挑む、お宝探しをお楽しください。
▽アクション映画史上に燦然と輝くジャッキー・チェンの傑作
「プロジェクトA」(1983年/105分/ジャッキー・チェン監督)
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ジャッキー・チェンが監督・脚本・主演・武術指導を務め、彼の代表作のひとつとなった、アクション映画史上に燦然と輝く傑作。幼少期に厳しい修行をともにし、香港映画界でアクションスターとなったチェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウが競演しています。(執筆:和田隆)
20世紀初頭、イギリス統治下の香港。主人公のドラゴン(チェン)が所属する水上警察は海賊退治を命じられるが、逆に戦艦を爆破され、ライバルのジャガー(ユン)率いる陸上警察に合併されてしまう。最初はいがみ合ってばかりの両者だったが、海賊退治を通して次第に友情が芽生えていく。そして、ドラゴンとは旧知の仲で密かに海賊の財宝を狙う盗賊フェイ(サモ・ハン)も加わり、捨て身の征伐作戦「A計画」に乗り出すが……。
・スタントマンを使わないジャッキー本人によるアクション
・高さ20メートル近い時計台からの落下シーン
・自転車チェイスなどのコメディシーン
・1920年代ハリウッドの喜劇王たち、サイレント映画の継承
・CG映像にはない、映画が本来もっている“アクション”のリアルな魅力
・香港映画界のアクションスター3人の競演
・海賊の征伐とその財宝をめぐる死闘
・ラストの大団円
生身の体を張ったスタントやアクションはもちろん、コメディ作品としても一級品で、80年代の香港映画の隆盛を象徴する作品。日本ではテーマソングの「東方的威風」の知名度も高く、エンディングのNGシーンとともに親しまれています。
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「トレジャーハンティング映画」セレクト、いかがだったでしょうか。アクションあり、謎解きありの映画を、手に汗握りながら楽しんでみてください。
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