トロント映画祭最高賞はケネス・ブラナー監督「ベルファスト」 アカデミー賞レース最有力候補に
2021年9月22日 19:00

ケネス・ブラナー監督の新作「ベルファスト(原題)」が、トロント国際映画祭の最高賞にあたる観客賞に輝いた。
トロント国際映画祭は、観客賞を受賞した作品が米アカデミー賞の作品賞を受賞することが多いことで知られ、過去10年間の観客賞受賞作品のうち、3作品が作品賞受賞、6作品が作品賞ノミネートとなっている。
「ベルファスト(原題)」は、1960年代後半のアイルランドの首都ベルファストを舞台に、プロテスタントとカトリックとの宗教対立が深刻化するなか、街を脱出しようとするアイルランド人家族の物語。「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のジェイミー・ドーナンとドラマシリーズ「アウトランダー」のカトリーナ・バルフが夫婦役を演じている。
同映画祭の観客賞受賞により、2022年のアカデミー賞に向けた賞レースで「ベルファスト(原題)」がトップランナーとして注目されることになった。
なお、過去10年間のトロント国際映画祭観客賞受賞作品のアカデミー賞作品賞受賞、ノミネート結果は以下の通り。
2020年「ノマドランド」(受賞)
2019年「ジョジョ・ラビット」(ノミネート)
2018年「グリーンブック」(受賞)
2017年「スリー・ビルボード」(ノミネート)
2016年「ラ・ラ・ランド」(ノミネート)
2015年「ルーム」(ノミネート)
2014年「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」(ノミネート)
2013年「それでも夜は明ける」(受賞)
2012年「世界にひとつのプレイブック」(ノミネート)
2011年「私たちはどこに行くの?」(なし)
2019年「ジョジョ・ラビット」(ノミネート)
2018年「グリーンブック」(受賞)
2017年「スリー・ビルボード」(ノミネート)
2016年「ラ・ラ・ランド」(ノミネート)
2015年「ルーム」(ノミネート)
2014年「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」(ノミネート)
2013年「それでも夜は明ける」(受賞)
2012年「世界にひとつのプレイブック」(ノミネート)
2011年「私たちはどこに行くの?」(なし)

「ノマドランド」
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