警察不在の世界で裁かれる…ディストピアスリラー「By All」主演にヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
2021年8月25日 19:00

「シカゴ7裁判」「アス」のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が、米ワーナー・ブラザースの新作ディストピアスリラー「By All(原題)」に主演することがわかった。米ハリウッド・レポーターによれば、「クリード 炎の宿敵」のスティーブン・ケイプル・Jr.が監督を務める。
本作は、警察が存在せず大衆によって善悪が裁かれる架空の世界を舞台に、貧しい男ドンテ(アブドゥル=マティーン2世)がある悲劇的な出来事をきっかけに、身を隠す必要に迫られるさまを描く物語。レジェンダリー・エンターテインメントとゴッサム・グループの企画で、「スペース・プレイヤーズ」のジュエル・テイラーとトニー・レッテンマイヤーが脚本を執筆した。ケイプル・Jr.監督は、テイラー、レッテンマイヤーとともにプロデュースも手がける。
ケイプル・Jr.監督は現在、アンソニー・ラモス&ドミニク・フィッシュバックが主演する2022年7月全米公開の新作「トランスフォーマー ビースト覚醒」を撮影中。アブドゥル=マティーン2世は現在、「アクアマン」の続編「Aquaman and the Lost Kingdom(原題)」をロンドンで撮影している。主演するリブート版「キャンディマン」は8月27日から全米公開。また、キアヌ・リーブス主演の新作「マトリックス4(原題)」にも出演しており、こちらは12月22日に全米公開が予定されている。今後は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のプリクエル「フュリオサ(原題)」や、ドウェイン・ジョンソンがプロデュースする主演作「Emergency Contact(原題)」が控えている。
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