日本の人気アニメをNetflixが実写ドラマ化　「カウボーイビバップ」11月19日配信

KIRSTY GRIFFIN/NETFLIX

「search サーチ」「スター・トレック」シリーズのジョン・チョウ主演で、日本発の人気アニメを実写ドラマ化する「カウボーイビバップ」が、Netflixで11月19日から配信スタートすることが明らかになった。

アニメーション制作会社サンライズのオリジナル作品「カウボーイビバップ」は、未来の太陽系が舞台のSFウエスタン。オンボロ宇宙船ビバップ号に乗り込み、賞金首を追って宇宙を駆け巡る賞金稼ぎ（通称：カウボーイ）の主人公スパイクが、個性的な乗組員らとともに行く先々で様々な騒動に巻き込まれつつ、痛快なアドベンチャーを繰り広げるさまを描いた。1998年にテレビ放送され、2001年には劇場版「COWBOY BEBOP 天国の扉」が公開。98年の第3回アニメーション神戸で作品賞（テレビ部門）、2000年の日本SF大会で星雲賞（メディア部門）を受賞するなど、高評価を獲得している。

10話構成の実写ドラマシリーズは、Netflixが「プリズン・ブレイク」など米人気ドラマを数多く手がけきてきた製作会社トゥモロー・スタジオと共同制作する。スパイク役のチョウのほかに、スパイクの相棒ジェット・ブラック役でムスタファ・シャキール、ヒロインのフェイ・ヴァレンタイン役でダニエラ・ピネダが共演。トゥモロー・スタジオのマーティ・アデルスタインとベッキー・クレメンツ、サンライズの宮河恭夫、尾崎雅之、佐々木新が制作総指揮を務め、オリジナルアニメの監督である渡辺信一郎がコンサルタントとして、作曲家の菅野よう子が音楽で参加している。