リブート版「ペット・セメタリー」続編に「レヴェナント」のフォレスト・グッドラックら若手注目株が結集
2021年7月28日 15:00

米パラマウント・ピクチャーズ製作、配給によるリブート版「ペット・セメタリー」の続編で主要キャラクターを演じる俳優陣が明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
モダンホラーの帝王ことスティーブン・キングが、自らの実体験にインスパイアされて執筆した原作小説「ペット・セメタリー」は、内容のあまりの恐ろしさに出版をしばらく見送ったという“最大の問題作”として知られている。1989年にメアリー・ランバート監督によって「ペット・セメタリー(1989)」として映画化され、92年には続編「ペット・セメタリー2」が製作された。
同小説を新たな設定のもと、ケビン・コルシュ&デニス・ウィドマイヤー監督、ジェイソン・クラーク主演で再映画化した2019年のヒットホラー「ペット・セメタリー」では、田舎に引っ越してきた家族が、飼い猫の死をきっかけに、新居の裏にある謎めいた動物の墓地“ペット・セメタリー”と、その奥深くにある邪悪な森によって恐怖に追い込まれていくさまが描かれた。
タイトル未定の続編については、前日譚にあたるということを除き、現時点で詳細は一切明かされていない。そして、このほど明らかになった主要キャストは、ジャック・マルハーン、フォレスト・グッドラック、ナタリー・アリン・リンド、イザベラ・スター・ラブランの4人。
マルハーンは名作小説「蠅の王」をモチーフに、「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのマーク・ウェブ監督が演出を手がけたNetflixオリジナルドラマ「ザ・ソサエティ」で注目を集め、直近ではケイト・ウィンスレット主演による米HBOのリミテッドシリーズ「Mare of Easttown(原題)」に出演している。
グッドラックは、「レヴェナント 蘇えりし者」で、レオナルド・ディカプリオ演じる主人公の息子ホーク役を演じたほか、トム・ホランド主演のクライムドラマ「チェリー」やゾンビホラーアクション「ブラッド・ブレイド」など、話題作への出演が相次いでいる。
「GOTHAM ゴッサム」への準レギュラー出演を経て、現在は米ABCの新ドラマ「Big Sky(原題)」に出演中のリンドと、本作が映画初出演となる新星ラブランを含め、若手注目株が顔を揃えるフレッシュなキャストに期待が高まる。
前作の脚本家ジェフ・ブーラーによる草稿を、「トランスフォーマー 最後の騎士王」「カオス・ウォーキング(原題)」のリンジー・ビアがリライトし、初メガホンをとる続編は、ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラとマーク・バーラディアンがプロデュースにあたり、パラマウント傘下のレーベルであるパラマウント・プレイヤーズ製作のもと、パラマウント+で独占配信される。
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