カニバリズム描くティモシー・シャラメ&ルカ・グァダニーノ監督の新作ホラーにマーク・ライランス
2021年6月1日 11:00
「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督とティモシー・シャラメが再タッグを組む新作「Bones & All(原題)」に、オスカー俳優のマーク・ライランス(「ブリッジ・オブ・スパイ」「シカゴ7裁判」)が出演すると米ハリウッド・レポーターが報じた。
本作は、カニバリズム(人肉嗜食)を題材にした作家カミーユ・デアンジェリスの2015年の同名ヤングアダルトホラー小説を映画化する作品で、「WAVES ウェイブス」のテイラー・ラッセルが主演する。全米図書館協会アレックス賞を受賞した原作は、16歳の少女マレンが会ったことのない実父を探すアメリカ横断の旅をしながら、なぜ自分は大切な人を殺し食べてしまう衝動を抑えられないのかを探る物語。
映画はラッセルがマレン役、シャラメはマレンが旅のなかで出会う同じカニバリストのリー役を演じる。脚本は「胸騒ぎのシチリア」「サスペリア」でグァダニーノ監督と組んだデビッド・カイガニックが執筆。ライランスの役柄は明らかになっていない。「Bones & All(原題)」は現在、撮影が進行中。