ダイアン・キートン、「また、あなたとブッククラブで」共演の大女優たちとの友情は…?
2020年12月9日 14:00

ベストセラー官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」に感化され、“人生の第2章”を前向きに歩み始めるシニア女性たちを描いた「また、あなたとブッククラブで」で、メインキャラクターのひとりを演じるダイアン・キートンのインタビュー映像が公開された。キートンが、共演するジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェンという、全員がアカデミー賞またはゴールデングローブ賞を受賞している名女優たちとの友情について語っている。
今作は、読書をモチーフに、人生の後半を迎え、それぞれに都会的で自立した生活を送ってきた女性たちの恋と悩みと友情を描いたドラマ。40年連れ添った夫を亡くした喪失感から抜け出せないダイアン(キートン)、複数の男性たちとの関係を楽しんでいるハイクラスな経営者ビビアン(フォンダ)、離婚のトラウマに苦しんでいる管理職シャロン(バーゲン)、熟年夫婦の危機に直面する専業主婦・キャロル(スティーンバージェン)。立場は違っても長年の友人である4人は、それぞれの“人生の後半”らしい悩みを抱えながらも、1冊の同じ本を皆で読んだ後に集まり、感想を語り合う“ブッククラブ”を恒例の楽しみにしていた。そんなある日ダイアンの提案で、イギリスのベストセラー官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を皆で読むことに。いつもとテイストの違う本の提案で最初は戸惑っていた彼女たちだったが、そのスキャンダラスな文面にたちまち感化され、悩ましい日常を忘れて、恋にロマンスに気持ちも行動も大胆になっていく。
このほど公開された映像でキートンは、友情について「15年来くらいの友だちで付き合いが長いと、心の底から信頼し合っている。長続きする友だちは貴重よ」と話す。特に、人生の晩年においての友人の大切さについては、「友だちとは、信頼できて一緒にいて楽しい人のことよ。ケンカするたびに仲を深め、家族のようになる。年を取ると死別も増えるから余計そうなる」とその重要性を語っている。
そんな友人たちを演じた大女優たちとの友情については、「誰もが寛大で、ハマり役だった」と振り返り、「ひとつでも歯車が狂うと苦労するけれど、本作では一切なかった」「このまま友情を深められればいいわね。『また、あなたとブッククラブで2』ができて、再集結できればすごくいいわよね」と続編への意欲をのぞかせた。
また、劇中のダイアンが娘たちに世話をされる側になってしまい、焦燥感を覚えることに共感し、「わが子に子ども扱いされるなんて、耐えられないと思う。そういう感覚は自分にもあるし、役に入り込むのは容易だったわ。“娘たちが正しいのかも”と焦って怖くなるのは当然よ」と理解を示した。
北米公開時には「デッドプール2」「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」に次いで初登場3位、興収70億円の大ヒットを記録。アンディ・ガルシア、ドン・ジョンソン、リチャード・ドレイファス、クレイグ・T・ネルソンらベテラン俳優陣も共演する。「さらば愛しきアウトロー」(2019)など、ロバート・レッドフォードの製作会社で長年製作プロデューサーを務めてきたビル・ホルダーマンが、今作で監督デビューを果たした。
「また、あなたとブッククラブで」は、12月18日からヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。
(C)2018 BOOKCLUB FOR CATS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ