「スピルバーグの子どもたち」WOWOWで21年1月放送&配信! 黒沢清、川村元気、鈴木敏夫らが出演
2020年11月27日 12:00
WOWOW開局30周年記念番組「スピルバーグの子どもたち」が、2021年1月16日に放送、配信されることが決定。番組の案内人は、伊武雅刀と足立梨花が担当。子どもの頃、スティーブン・スピルバーグ監督の映画に夢中になった人物たちが思い出を語り、それぞれの物語を通して“スピルバーグが何を与えてくれたのか”を紐解いていく。
1970年~90年代に子ども時代を過ごした人にとって、スピルバーグ監督が手掛けた映画に触れたことのない者は少ないだろう。「E.T.」「ジョーズ」「ジュラシック・パーク」――スピルバーグ監督が教えてくれた興奮、恐ろしさ、感動は、人々のなかに残り続け、人生の歩む道を示してくれた。
番組では、スピルバーグ作品に夢中になった人物たちにインタビューを敢行。その思い出を振り返っていく。俳優、映画プロデューサー、映画監督、小説家、学者など、取材対象者の職業はさまざま。彼らは大人になったある日気づいた。自分のなかに「スピルバーグ映画の影響が確かにある」ことに。いわば彼らは「スピルバーグの子どもたち」なのだ。古びた映画館でのオンライン上映会という設定で、案内人の伊武と足立、映画監督の入江悠、アメリカ出身の芸人・パックン、映画評論家・松崎健夫らが“映画館の常連たち”として登場し、スピルバーグ監督の魅力を語り合う。
また、プロデューサー・作家の川村元気氏、小説家の道尾秀介氏、映画監督の清水崇、樋口真嗣らがVTRでスピルバーグ映画との出会いを振り返る。スタジオジブリの鈴木敏夫氏、映画監督の黒沢清らもスピルバーグ映画が与えた影響を解説する。
「スピルバーグの子どもたち」は、21年1月16日の午後6時15分からWOWOWプライムで無料放送(放送時間は、変更になる可能性あり)。配信は、WOWOWオンデマンドで行われる。伊武と足立のコメントは、以下の通り。
スピルバーグ監督作品「太陽の帝国」におけるスペイン・ロケの40日間は、私の役者人生の中で濃密な時間でした。その時の経験は今でも多大な影響をもたらしています。日本の映画環境との比較、英米の俳優との対比の中で気付いたもの。何よりも泉の如く湧き出る才智溢れるスピルバーグ監督の映像創作の現場を目の当たり体験出来た事は、貴重な経験であり、素晴らしい思い出です。
まずは、WOWOW開局30周年おめでとうございます! そんな記念すべき番組に参加することができ、とても嬉しく思っています。「ジョーズ」や「ジュラシック・パーク」など、子どもの頃にドキドキをくれた映画を生み出したスピルバーグ監督や作品について、色んな角度から紐解いていくのが楽しみで仕方ありません。正直なんとなく観たことはあるけど詳しくは知らない私がどんどんハマっていく姿が今からでも想像できます(笑)
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