「スパイダーマン」スピンオフ新作、監督候補にJ・C・チャンダー
2020年8月25日 11:00

[映画.com ニュース] 米ソニー・ピクチャーズが新たに放つ「スパイダーマン」シリーズのスピンオフ映画「Kraven the Hunter(原題)」の監督に、「トリプル・フロンティア」「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」のJ・C・チャンダーが交渉中であることがわかった。米Deadlineが独占で報じている。
主人公となるクレイヴン・ザ・ハンターことセルゲイ・クラビノフは、秘薬によって身につけた超人的なパワーとスピード、反射神経とスタミナを武器に、“スパイダーマン狩り”に執念を燃やす孤高のハンター。1964年のマーベル・コミック「アメイジング・スパイダーマン」第15巻で初登場して以降、スパイダーマン・ユニバースを代表するヴィラン(悪役)のひとりとして高い人気を誇っている。
クレイヴン・ザ・ハンターの映画化を長年にわたり熱望していたソニーの依頼で、「イコライザー」シリーズのリチャード・ウェンクがすでに脚本を書き上げていたものの、その後進捗が見られず企画自体の存続が危ぶまれていた。
最新稿は、「アイアンマン」「メン・イン・ブラック インターナショナル」の脚本家コンビ、アート・マーカム&マット・ホロウェイが執筆。サム・ライミ版から「スパイダーマン」シリーズを牽引してきた大ベテランのアビ・アラドとマット・トルマックがプロデューサーを務める。
ソニーは、自社が権利を有するスパイダーマン関連キャラクターをフルに活用して独自のユニバース構築を目指しており、ジャレッド・レト主演の「モービウス」(2021年3月19日全米公開予定)、トム・ハーディ主演の大ヒット作「ヴェノム」の続編「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題)」(同6月25日全米公開予定)のほか、予知能力を持つ盲目の老女マダム・ウェブを主人公にしたタイトル未定の新作や、“戦うお母さん”ジャックポットの単独映画など、「スパイダーマン」シリーズのスピンオフ作品を多数企画中だ。
今回の報道に関してソニーから正式なコメントはまだなされていないが、2008年の世界金融危機(リーマン・ショック)を題材にした社会派サスペンス「マージン・コール」や、海難事故で大海原にひとり取り残された男のサバイバル劇と心情を、名優ロバート・レッドフォードがひとり芝居で魅せる「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」など、重厚な人間ドラマを得意とするチャンダー監督が、初のメジャースタジオ大作で新境地を開拓するのかに注目が集まる。
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