ハリウッドのヒットメーカー、ジョエル・シュマッカ―監督死去
2020年6月23日 20:00

[映画.com ニュース] 「バットマン フォーエバー」や「オペラ座の怪人」など、数多くのハリウッド映画を手がけたジョエル・シュマッカ―監督が6月22日(現地時間)、死去した。80歳だった。広報によると、1年ほど前からがんの闘病生活に入っていたという。
米ニューヨーク出身のシュマッカ―監督は、ファッション業界を経て、ウッディ・アレン監督の「スリーパー」「インテリア」の衣装デザインを担当。「カー・ウォッシュ」「ウィズ」の脚本を経て、「縮みゆく女」で映画監督デビューを果たした。
青春群像劇「セント・エルモス・ファイアー」、アクションホラー「ロストボーイ」のヒットで人気監督の仲間入りを果たし、「フラットライナーズ」「フォーリング・ダウン」「依頼人」「評決のとき」などのヒットを放つ。ティム・バートン監督のあとを継いで、「バットマン」シリーズ第3弾「バットマン フォーエバー」、第4弾「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」でメガホンをとっている。
アーノルド・シュワルツェネッガー、ジュリア・ロバーツ、マイケル・ダグラス、ジム・キャリー、ニコラス・ケイジら、ハリウッドのトップ俳優と仕事をしながら、「セント・エルモス・ファイアー」のロブ・ロウとデミ・ムーアをはじめ、キーファー・サザーランド(「ロストボーイ」)、マシュー・マコノヒー(「評決のとき」)、コリン・ファレル(「フォン・ブース」)、ジェラルド・バトラー(「オペラ座の怪人」)らを発掘したことでも知られている。
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