オペラ座の怪人

劇場公開日:

解説

「キャッツ」「エビータ」などの大ヒットミュージカルを生みだした作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、ガストン・ルルーの小説をもとに手がけたミュージカル「オペラ座の怪人」を映画化。ロイド=ウェバー自身が製作・作曲・脚本に参加し、「バットマン フォーエヴァー」「フォーン・ブース」のジョエル・シュマッカー監督がメガホンをとった。

19世紀のパリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる奇怪な事件が続いていた。リハーサル中に起こった事故をきっかけにプリマドンナの代役を務めることになった若きオペラ歌手のクリスティーヌは、初主演となったその舞台で喝采を浴び、幼なじみの青年貴族ラウルとも再会を果たす。クリスティーヌに才能を見いだしたファントムは、彼女に音楽の手ほどきをし、クリスティーヌはファントムを亡き父親が授けてくれた「音楽の天使」と信じ、プリマドンナへと成長する。ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心をひかれていくクリスティーヌだったが、ある時、ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまう。

ファントムをジェラルド・バトラー、クリスティーヌをエミー・ロッサム、ラウルをパトリック・ウィルソンが演じ、ミュージカルシーンの歌唱もすべて本人が担当。スワロフスキー・クリスタル製のシャンデリアをはじめとした豪華絢爛な美術と衣装や装置なども見どころで、アカデミー賞では撮影賞、美術賞、歌曲賞にノミネートされた。日本では2005年1月に公開され、興行収入42億円の大ヒットを記録した。2024年6月、20周年を記念して4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開。

2004年製作/141分/G/アメリカ
原題:The Phantom of the Opera
配給:ギャガ
劇場公開日:2024年6月14日

その他の公開日:2005年1月29日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第29回 日本アカデミー賞(2006年)

ノミネート

外国作品賞  

第77回 アカデミー賞(2005年)

ノミネート

撮影賞 ジョン・マシソン
美術賞  
主題歌賞

第62回 ゴールデングローブ賞(2005年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) エミー・ロッサム
最優秀主題歌賞
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(C)2004 The Scion Films Phantom Production Partnership

映画レビュー

3.0名曲たる音楽の素晴らしさ

2023年7月15日
スマートフォンから投稿

音楽が素晴らしかったです。
初めて海外のオペラ座でオペラを鑑賞した作品。
今作ではない映画のオペラ座の怪人を30年近く前に観ましたが、話の大筋しか覚えておらず、最後がどうなったか思い出せず鑑賞。
昔はオペラ座の怪人がミステリアスで、魅力的に思えていた記憶がありますが…。
今見ると「ストーカーって昔からいたのね。」という味も素っ気もない感想になってしまう、、、。
ヒロインの心の動きもよくわからない。本命の彼氏がいるなら、迷うな!!と思ってしまい、感情移入できせんで、ヒロインにイラ〜っとしてしまいました。
シラノ・ド・ベルジュラックと話が混同してしまっていたようで、怪人が実はいい人だったような気がしていましたが違ってました…。
顔のことは同情はしますが、それと愛を混同してしまうものなのか…、難しいな、と思いました。

それでも久しぶりに聴く『オペラ座の怪人』の音楽は素晴らしく、歌声がしみて気持ちが上がりました。色んな曲を結構覚えてるものだなぁ、と懐かしくもなりました。

また、完璧な音響の劇場で本場のオペラを鑑賞したくなりました。

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共感した! 6件)
ホビット

4.0言わずと知れた名曲の数々。今や肉体派のジェラルド・バトラーに、舞台...

2024年7月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

言わずと知れた名曲の数々。今や肉体派のジェラルド・バトラーに、舞台出身で名俳優なのになかなかこれ!と言える映画がないパトリック・ウィルソン。公開当時に観た時よりも楽しめました。

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mini

5.0文句なし!ミュージカル映画の最高峰

2024年7月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

以前、観た映画だったが記憶になくたまたま
時間があったので観る事ができた。
素晴らしい作品だった。これぞミュージカル映画の最高峰。
クリスティーヌ、ファントム、ラウルの三角関係も複雑で駆け引きも印象に残った。
洋画もまだまだ面白い。
映画館で観るチャンスがある方、配信でも構わない方はぜひおすすめします。

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ナベウーロンティー

3.5ミュージカルも良いが、映画も良い

2024年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

萌える

19世紀のパリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる怪事件が続いていた。リハーサル中に起こった事故をきっかけにプリマドンナの代役を務めることになったクリスティーヌは、初主演となったその舞台で喝采を浴び、幼なじみの青年貴族ラウルとも再会を果たした。クリスティーヌの才能を見抜いていたファントムは、彼女に音楽の手ほどきをし、プリマドンナへと成長させた。ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心をひかれていくクリスティーヌだったが、ある時、ファントムの仮面の下の顔を見て・・・さてどうなる、という話。

2001年公開作品らしいが、20周年記念の4Kデジタルリマスター版で鑑賞。
ファントム役のジェラルド・バトラー、クリスティーヌ役のエミー・ロッサムとも本人が歌っていたようで、歌声は素晴らしかった。
個人的にはカルロッタ役のミニー・ドライバーの声質が好きだった。
スワロフスキー製のシャンデリアや豪華絢爛な美術と衣装も目の保養になった。
劇団四季のミュージカルとはまた違った良さを堪能させてもらった。

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りあの