インテリア

劇場公開日

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解説

ニューヨークの山の手、ロングアイランドを舞台に、三姉妹の心理の葛藤を中心に、はた目には裕福なファミリーが、崩壊してゆく様を描く。製作総指揮はロバート・グリーンハット、製作はチャールズ・H・ジョフィ、監督・脚本はウディ・アレン、撮影はゴードン・ウィリス、編集はラルフ・ローゼンブラム、製作デザインはメル・ボーンが各々担当。出演はクリスティン・グリフィス、メアリー・ベス・ハート、リチャード・ジョーダン、ダイアン・キートン、E・G・マーシャル、ジェラルディン・ペイジ、モーリン・スティプルトン、サム・ウォーターストンなど。

1978年製作/アメリカ
原題:Interiors
配給:ユナイト映画

ストーリー

ロングアイランドの海岸ぞいに見るからにモダンな白い家をかまえた富裕な実業家アーサー(E・G・マーシャル)は、高名なインテリア・デザイナーである妻イブ(ジェラルディン・ペイジ)とは結婚30年をむかえ、3人の美しい娘たちは、それぞれ巣立っていた。長女のレナータ(ダイアン・キートン)は、売れっ子の女流詩人だったが、売れない作家の夫、フレデリック(リチャード・ジョーダン)との間はうまくいっていない。次女のジョーイ(メアリー・ベス・ハード)も作家で、姉レナータにライバル意識をもっており、映画作家の夫、マイク(サム・ウォーターストン)と都心に住んでいた。三女フリン(クリスティン・グリフィス)は恵まれた容貌と肢体を生かしてTV女優として活躍していた。ある日、イブ、レナータ、ジョーイらの前で、アーサーが、イブと別居したい、というショッキングな告白をする。自分なりの美意識と創造力で家庭を支配してきた妻の生き方には耐えられなくなった、というのだ。やがて、イブは1人ひっそりと家を出ていった。母に対し、細やかな心づかいを示す娘たちだったが、イブの気持ちは滅入るばかりで、遂に、彼女はガス自殺を企った。一命はとりとめたが、イブにとっては傷心の日々が続いた。一方、アーサーは、レナータの家で開かれたパーティに、さっそくパール(モーリン・スティプルトン)という新しい女を連れて来た。間もなく、アーサーが、イブに正式離婚を申したて、パールと結婚した。父の願いを入れて結婚式に列席した3人の娘たちは、式後の空虚なパーティで複雑な心境を穏すことはできなかった。その夜、イブが一同の寝静まったロングアイランドの家にそっとやってきて、みなの知らぬ間に、憑かれたように荒れた海へ入っていってしまった。ジョーイが、気がついて救出するが、もはやその時は遅かった。葬式の朝、三姉妹は哀しみをこらえながらも、思いをこめて海を見つめるのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第36回 ゴールデングローブ賞(1979年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) ジェラルディン・ペイジ
最優秀助演女優賞 モーリン・ステイプルトン
最優秀監督賞 ウッディ・アレン
最優秀脚本賞 ウッディ・アレン
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映画レビュー

4.0心のなかのインテリア

2019年5月26日
Androidアプリから投稿

ダイアン・キートンを手前に、海を眺める三姉妹の横顔を捉えた画像が秀逸。ウディ・アレンのベルイマンぶりがかわいい。ハイブロウな一家の中に起きた嵐を捉えた狭い世界の映画だけれども、群像劇として濃密、そのなかでも共に名女優のジェラルディン・ページともーリーン・ステープルトンが特に見事。

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もーさん

2.0ウディ・アレンのダークサイド ウディ・アレン映画におきまりの、美人...

J-taさん
2015年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ウディ・アレンのダークサイド

ウディ・アレン映画におきまりの、美人ではないけど魅力的な女も、気の利いたジョークも、美しい音楽もこの映画にはない

ほとんどが夜と早朝のシーン
終始同じトーンで話が展開される

こんなにも静かな映画は他にないんじゃないだろうか

つまらなくはない。生きることは大変だなと、家族って大変だなと学べる
一番学ぶべきは新しく迎える母親の、「退屈に長生きするなんて耐えられないわ」という言葉。こんな映画だからこそ響く

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J-ta

4.0インテリアはそこに「住む人」のためにあるもの。

Chemyさん
2012年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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Chemy

4.0ウディは母親コンプレックス?

2010年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

1978年アメリカ映画。93分。今年36本目の作品。ウディ・アレンにとって初のシリアスドラマ、らしい。さらに本作でのウディは監督と脚本に集中しています。

内容は;
1、娘三人が自立した家庭の夫はインテリアデザイナの妻に「試験的別居」をしようと持ちかける。
2、それから妻の体調は一気に悪化し、追い打ちをかけるように夫は別の女と再婚しようとしている。
3、両親の狭間に立たされた娘たちは、どちらの側につくこともできない。

本作のテーマを平たく言えば「家庭の絆の崩壊」ドラマ。家庭のために働き続けた夫は娘の独立を機にもっと自分らしく生きる方法を模索し、愛人をみつけ、そして妻にやんわりと別れ話をもちかける。個人的にもそういう家庭、知ってます。

娘たちはみんな、じつはかなり前から冷え切っていた両親の夫婦関係を無意識に感じ取っていたのか、とてもドライな性格として育っている。だからいざ両親が別居しはじめても、娘たちの反応は実に冷ややか。

そして、この冷ややかさが本作の軸となっています。それまでのウディの作品にあった人間に対する愛情のまなざしは、本作では見事に消え去っています。たしかに本作はウディ作品の中でもかなりの異色作なのですが、それでもやはりウディのタッチなのです。

物語は最後まで観ると不条理きわまりない。そして、その不条理さはわたしたちの本質に潜む「無責任さ」から生じている。恐らく、これが本作のポイントだと思います。

終盤でウディはちょっとしたシェイクスピア的なタクトを振るい、家庭の絆を運命論的に演出しますが、それが不条理さと見事に対立してなんとも言えない気持ちになるんだな。

気持ちは沈むのだけど、知って良かったんだろうなって感じのメッセージでした。

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あんゆ~る
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