「半落ち」佐々部清監督、死去 62歳
2020年3月31日 21:13
山口県出身の佐々部監督は、製作準備で同県下関市内のホテルに宿泊中で、3月31日朝に部屋で倒れているのが見つかったという。佐々部監督は同29日午前中までFacebookなどSNSを更新しており、配信ドラマの感想などを綴っていた。現時点での死因は不明。
明治大学文学部演劇科卒業後、横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)で学び、84年から崔洋一監督、故降旗康男監督、杉田成道監督らの映画やドラマで助監督を務めた。監督デビュー作「陽はまた昇る」は日本アカデミー賞で優秀作品賞を受賞。代表作に「半落ち」「出口のない海」「日輪の遺産」「ツレがうつになりまして。」「結婚しようよ」などがある。
人情に厚く、地方の映画祭でかつて自作で起用した俳優たちと顔を合わすと、満面の笑みを浮かべながら夜遅くまで飲み語らう紳士だった。2017年公開作「八重子のハミング」は製作費を集めるため各所に頭を下げるなど奔走し、監督・脚本だけでなく、自らメディアに企画を持ち込んで宣伝に積極的に関わるなど、熱意あふれる映画人だった。
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