夫婦愛が胸を打つ、佐々部清監督作予告完成 主題歌は谷村新司「いい日旅立ち」

2016年9月4日 15:00

升毅と高橋洋子が夫婦役
升毅と高橋洋子が夫婦役

[映画.com ニュース] 「陽はまた昇る」「半落ち」で知られる佐々部清監督が、故郷・山口県で撮影した最新作「八重子のハミング」の予告編が、このほど完成した。胃がんと若年性アルツハイマー病を同時発病した夫婦の絆と愛を描く今作。介護の現実をとらえながらも、希望を見出し生きる夫婦愛が胸を打つ仕上がりとなっている。

山口・萩在住の陽(みなみ)信孝氏が、4度のがん手術を受けながらも、若年性アルツハイマー病を発症した妻を約12年間にわたり介護した様子をつづった同名著書(小学館文庫刊)を映画化。佐々部監督自らが県内企業からの出資を募り、製作費・宣伝費を調達して完成させた執念の作品だ。

長編映画初主演となる升毅が夫・石崎誠吾、「パイレーツによろしく」以来約28年ぶりに銀幕復帰を果たす高橋洋子が妻・八重子を演じる。共演に梅沢富美男文音中村優一二宮慶多辻伊吹朝加真由美井上順ら多彩な面々が顔をそろえている。

予告では、誠吾ががんを発病後、夫を支え続ける八重子に若年性アルツハイマー病の疑いがあることが明らかになる。家族が現実を受け止めようとするなか、「あんたの命を助けるために、八重子さんが病気になったんよ」という言葉が誠吾の胸に突き刺さる。それでも誠吾は、八重子に寄り添い続ける。介護に苦闘しながらも、八重子との時間を愛おしむ誠吾たち家族の姿が、谷村新司が歌う「いい日旅立ち」にのせて映し出されている。

八重子のハミング」は、10月29日から山口県内で先行公開。全国公開は、2017年を予定している。

(映画.com速報)

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