パイレーツによろしく

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パイレーツによろしく

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解説

平凡な大学生、自閉症の天才エンジニア、少女漫画家にテロリストの少年や全共闘世代が絡んで織りなす青春群像を描く。川西蘭の同名小説の映画化で、脚本は「蘭光生 肉飼育」の佐伯俊道が執筆。監督は「不良少年(1980)」の後藤幸一、撮影は「不可思議物語 FANTASTIC_COLLECTION」(「ワン・ステップ・ビヨンド」「猫はよく朝方帰ってくる」)の篠田昇がそれぞれ担当。

1988年製作/105分/日本
原題:Pirates in the City
配給:その他

ストーリー

黒猫と暮らす大学生の上杉透は、一年程前から毎週Mr.パイレーツの不思議な海賊放送を聴いていた。親友の明はコンピュータのプログラマーだが一風変わった男で髪は脱色し、服装は一年中変えることなく、また女に興味を示さなかった。透と明は少女漫画家のあすかと出会い、奇妙な三角関係が起こった。彼女は3人の関係を元にして「ホワイトエンジェル」という漫画を書いている。ある夜、透とあすかは、明の秘密の部屋をのぞいてみた。そこは観葉植物がおい繁り、椅子には全裸の少女の人形があった。明とあすかは共同でシミュレーション・ゲームのソフトを開発中だったが、仕事上の意見は対立していた。あすかは明を愛していたが、愛されていないのは感じていた。透は長田仁というテロリストの少年と知り合い、“ビュルガーブロイケラー”という店に行った。そこには真里子という元全共闘のママと、ファッション喫茶で働くマチルダという美少女の妹がいた。あすかの弟子のアコが漫画家としてデビューすることになり、その店でパーティをした。シラケ世代の透はある晩、真里子と全共闘のことで言い合いをした。実はMr.パイレーツは真里子のかつての夫で全共闘だった。しかし、彼はいざというとき仲間を裏切って逃げたのだった。真里子は透にその男の面影を見ていた。仁がとうとうテロを実行に移し、明は観葉植物の部屋で弱った体を横たえ、あすかを抱いた後、息絶えたのだった。

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