スワロウテイル 劇場公開日 1996年9月14日
解説 「Love Letter」に続く岩井俊二監督長編第2作。舞台は、円都と呼ばれる架空の都市。仲間のフェイホンらとともに偽札作りを始めた娼婦グリコは、ライブハウスを買取、歌手として成功していく。Chara演じるグリコがボーカルを務めるバンドYEN TOWN BANDの楽曲が、実際にYEN TOWN BAND名義で発売され話題となった。96年の日本アカデミー賞において、話題賞、新人俳優賞(Chara、伊藤歩)を受賞。
1996年製作/148分/R/日本 配給:日本ヘラルド映画
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岩井作品を20あまり観てきたが、リツクバンウィンクルの花嫁、と、花とアリス、の2作品最高だがあとはクズでした。 これはクズの部類です。 最初に最高の作品に出逢うと死ぬまで期待しちゃうんですよね。 何十とクズに出逢おうとも命まで取られるわけでなし。 なんか、女優の奇跡に出逢わないとクズになるんですよね。 ちなみに、リツクバンウィンクルは黒木華、花とアリスは蒼井優、で、化学変化したんですよ。 まあ、クズでも、イメージビデオみたいで、心理的にはダメージが少ないのが不幸中の幸いではあります。
25年も前ですか フィルムの質感とか光の捉え方が さすが岩井俊二、エモいです。 ピアノをゴミ捨て場から拾うシーンと アゲハがtattoo彫るシーンがすき。 三上博史かっこいいなぁ✨
4.0 4 現在だったら作れない?と思わせる ダークで独特な世界観のなかに、 美しい歌声と当時15?16?歳の伊藤歩さんの 神秘的な演技が際立って、目を奪われました。 私が生まれた歳の作品だと思うと、 なおこの作品の凄さを実感します。
2021年7月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
「チイファの手紙」→「ラストレター」→「Love Letter」の流れで鑑賞。これらとは設定を大きく違う作品。光と陰、映し出す雰囲気の素晴らしさが岩井作品。バズーカぶっ放したり、偽札での錬金術のあっさりした成功などあり得ないツッコミどころは多いが、それらを除いても、今も色褪せない上映当時の時代性を感じられる秀作だと思いました。
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