マイケル・B・ジョーダン主演「クリード3」脚本家が決定
2020年3月3日 11:00
[映画.com ニュース] 世界中で大ヒットを記録した「ロッキー」シリーズのスピンオフ「クリード」シリーズの第3弾の脚本を、新鋭ザック・ベイリンが手がけることが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
シルベスター・スタローンを一躍スターに押し上げた「ロッキー」シリーズを、元ライバルの盟友アポロ・クリードの息子アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)を主人公とする新たな物語として復活させ、批評家と映画ファンの双方から絶賛を浴びた同シリーズ。「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督がメガホンをとった第1作「クリード チャンプを継ぐ男」(2015)は世界累計興行収入1億7300万ドルの大ヒットを記録。続くシリーズ第2弾「クリード 炎の宿敵」(18)は、それをさらに上回る世界累計興収2億1400万ドルのメガヒットとなった。
ファン待望の第3弾は、ジョーダンが主人公アドニス役で続投することを除き、監督やプロットなどの詳細は未定。また、ジョーダンが現在、デビッド・O・ラッセル監督によるタイトル未定の新作やデンゼル・ワシントン監督の新作「Journal for Jordan(原題)」、米ワーナー・ブラザース製作のアクションスリラー「Methuselah(原題)」など、主演作が目白押しで多忙を極めているため、撮影開始時期についても今のところ目処が立っていないようだ。
ベイリンは、米テニス界の女王ビーナス&セレーナ・ウィリアムズ姉妹のコーチで、実父でもあるリチャード・ウィリアムズの人生を描く伝記映画「King Richard(原題)」で2018年のブラックリスト(製作前の優秀脚本リスト)に選出され、注目を集める期待の新進脚本家。同作は米ワーナー・ブラザース製作、ウィル・スミス主演の新作映画として、20年11月25日に全米公開される。
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