「インディ・ジョーンズ5」からスピルバーグ監督が降板 後任候補は「フォードvsフェラーリ」監督
2020年3月2日 11:00

[映画.com ニュース]クランクイン間近と伝えられていた「インディ・ジョーンズ5(仮題)」から、スティーブン・スピルバーグ監督が降板することが明らかになった。米バラエティが報じている。
後任として、「フォードvsフェラーリ」のジェームズ・マンゴールド監督が現在交渉を行っているという。マンゴールド監督は、「コップランド」「17歳のカルテ」「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」などを経て、「X-MEN」シリーズのスピンオフ「LOGAN ローガン」で批評、興行ともに高い評価を獲得。最新作「フォードvsフェラーリ」はアカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされた。
「インディ・ジョーンズ」シリーズは、企画・製作のジョージ・ルーカスと盟友のスティーブン・スピルバーグ監督がハワイでの休暇中に意気投合したことから始まった企画で、これまでの4作品ではスピルバーグ監督がメガホンをとってきた。
2016年に米ウォルト・ディズニーが「インディ・ジョーンズ5(仮題)」の製作を発表したときも、スピルバーグ監督がメガホンをとる予定になっていたが、企画開発の遅れに伴い、全米公開日が当初の19年7月19日から21年7月9日に延期され、心境に変化が起きたようだ。
関係者によると、今回の降板は、後進に「インディ・ジョーンズ」を譲りたいというスピルバーグ監督の意向によるものだという。スピルバーグ監督は、プロデューサーとして「インディ・ジョーンズ5」を支援する見込み。一方、主演のハリソン・フォードは継続して出演する。
脚本は、「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」のデビッド・コープや、ジョン・カスダン(「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」)、ダン・フォーゲルマン(「THIS IS US ディス・イズ・アス」「Dearダニー 君へのうた」)らが執筆に関与している。

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