岡田准一、鈴木亮平、山田涼介らが黒隊服で集合!「燃えよ剣」13人の新キャストも発表
2020年2月7日 12:00
[映画.com ニュース] 「関ヶ原」の原田眞人監督と岡田准一が再タッグを組み、司馬遼太郎氏による伝説の幕末小説を映画化する「燃えよ剣」の新カットが、このほどお披露目された。あわせて、13人の新キャストが一挙に発表された。
新選組副長・土方歳三を主人公に、近藤勇、沖田総司といった新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代“幕末”を描いた「燃えよ剣」。累計発行部数が500万部を突破した大ベストセラーとして知られ、66年には、市村泰一監督によって実写映画化されている。原田監督版では、岡田が土方を演じるほか、柴咲コウ(お雪役)、鈴木亮平(近藤勇役)、山田涼介(沖田総司役)、伊藤英明(芹沢鴨役)の出演も決定している。
新カットでは、愛刀を手に、凛々しい表情を浮かべる新選組隊士が集結。副長・土方歳三(岡田)を筆頭に、局長・近藤勇(鈴木)、一番隊組長・沖田総司(山田)、六番隊組長・井上源三郎(たかお鷹)、土方と同じく副長を務める山南敬助(安井順平)、二番隊組長・永倉新八(谷田歩)、八番隊組長・藤堂平助(金田哲)、副長助勤・斎藤一(松下洸平)、十番隊組長・原田左之助(吉田健悟)を映し出している。土方たちが身にまとっているのは、クールでスタイリッシュな黒の隊服。新選組の制服といえば、浅葱色(緑がかった薄い藍色)の「ダンダラ」が有名だが、本作では“新選組は黒の集団であった”という説をが採用されている。
新キャストの役どころは、「検察側の罪人」で怪演を披露した酒向芳が会津藩の公用人・外島機兵衛役、個性派俳優・渋川清彦が密偵として活躍する中島登役、吉原光夫が新選組を尊王派に変えようと企む策士・伊東甲子太郎役として登場。また、1月22日にCDデビューを果たした「SixTONES」のメンバー・森本慎太郎が、土方に可愛がられ遺品を託されることになる新選組の若き隊士・市村鉄之助に扮している。
そのほか“人斬り以蔵”として恐れられた岡田以蔵役に村上虹郎、“バラガキ”時代からの歳三の因縁の相手・七里研之助役に大場泰正、明治維新三傑のひとり・桂小五郎役に淵上泰史、池田屋事件の生き残りとして知られる大沢逸平役にマギー、同事件で襲撃される宮部鼎蔵役として三浦誠己が参戦。「孤狼の血」での好演が話題となった阿部純子が沖田に想いを寄せる芸妓・糸里、ベルギー出身のジョナス・ブロケが旧幕府軍の近代化を支援するため来日したフランス軍陸軍士官ジュール・ブリュネ、坂井真紀が歳三の実姉・のぶに扮し、山路和弘がのぶの夫・佐藤彦五郎を演じている。
「燃えよ剣」は、5月22日に全国公開。