中条あやみがパラカヌーに挑む「水上のフライト」 杉野遥亮、大塚寧々、小澤征悦が参戦!
2020年2月6日 07:00

[映画.com ニュース]中条あやみが主演を務め、パラカヌーの夢を追う車椅子のヒロインを演じた映画「水上のフライト」に、杉野遥亮、大塚寧々、小澤征悦、高月彩良、冨手麻妙が出演していることがわかった。
「超高速!参勤交代」シリーズや「引っ越し大名!」の土橋章宏が「描きたい」と強く熱望した企画・脚本を「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM 2017」に応募し、審査員特別賞を受賞した本作。実在するパラカヌー日本代表選手・瀬立モニカ氏との交流を通じて生まれたオリジナルストーリーを紡ぐ。「泣くな赤鬼」の兼重淳監督がメガホンをとった。
走り高跳びの有望スポーツ選手として活躍し、負けを知らない人生を歩んできた主人公・遥。ある日、不慮の事故に遭い、二度と歩けなくなってしまう。将来の夢を断たれ、心を閉ざし自暴自棄になる遥だったが、周囲の人々に支えられ、パラカヌーという新たな夢を見つける。
中条は走り高跳びをこなし、パラカヌー&車椅子を操る遥役で難演技に挑戦。「羊とオオカミの恋と殺人」に出演した杉野は、遥を影で支える仲間・加賀颯太を演じる。「パラスポーツを通した人と人のドラマ。皆さん、想像したことがありますでしょうか。この作品に携わる中で、想像以上のドラマを僕は見つけました。完成した作品を見終わった時にもジワっと広がる優しさと興奮が入り混じった1つではない感情が沸きました。兼重監督の紡ぐふとした優しい世界が胸を打つ映画になっていると思います」とアピール。さらに、「『キセキ あの日のソビト』以来の兼重監督とのセッションは僕の自慢です」と言葉に熱をこめた。
「劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD」の大塚は、遥を心配しながらも見守る母・郁子役。「事故にあい、歩くことが出来なくなった娘をまわりの方が温かく優しい気持ちで見守ってくださいました。そして、つらくても前を向く娘の姿に何度涙が出てきたことでしょう。心動かされる作品だと思います」と振り返る。さらに、遥を厳しく熱く導いていくコーチ・宮本に扮するのは、「弥生、三月 君を愛した30年」が控える小澤。「川面を走る風になれ遥!」という宮本のセリフを紹介し、「光を浴びてキラキラ光る川面を、水を切って風のように進むカヌーは、まるで大空を自由に飛び回る水鳥のように、孤独で美しく、優雅で力強く、そして命そのもののように、輝いて見えました。人が人を想う優しさ、生きることの大切さを教えてもらえた映画でした」と心情を吐露した。
そのほか「L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」の高月と、「娼年」の冨手が、遥のライバル役で物語に華を添える。「水上のフライト」は、6月12日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。
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